| 担当者 | 関 英男 | |
|---|---|---|
| 単位・開講先 | 選択 2単位 [政治学科] | |
| 科目ナンバリング | POL-317 | |
災害対応では、不特定多数を迅速かつ確実に動かすための規制・助成といったコントロール手法が決定的に重要になります。そのため、人権侵害や優先順位などが問題になります。この講義では、行政がどう規制し、どう助成し、どう調整したかに焦点を当てます。ここでは災害時の対応を取り上げ、大都市における最近の事例と被害予想、災害対応の歴史と現状を対象とします。
防災行政の基礎知識と勘所を身につける。そのために、映像も含めて、さまざまな情報を提供します。
特定の問題に絞った最低1200字(そのうち自分の意見が600字以上)の課題提出1回が必須。ゼミの発表のように書くこと。出席は毎回取る。筆記試験は行わない。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 使用しない。 | ||
| 参考文献 | 『防災白書』のサイトを初め、内閣府防災、総務省消防庁、自治体などの防災のサイト。 新聞社や、過去の震災などのデータベースサイト。 |
行政学、地方自治の知識があれば、より理解しやすくなります。
防災関連のサイト・記事を、頻繁に見て考えてください。情報量については、相談します。
| 回 | 授業内容 |
|---|---|
| 第1回 | 防災と国民保護(有事対応)の違い |
| 第2回 | 首都圏大震災の被害予想 |
| 第3回 | 首都圏大水害の被害予想 |
| 第4回 | 水害の避難情報 |
| 第5回 | 富士山大噴火の被害予想 |
| 第6回 | 熊本地震の対応1 |
| 第7回 | 熊本地震の対応2 |
| 第8回 | 熊本地震の対応3 |
| 第9回 | 阪神淡路大震災の対応 |
| 第10回 | 東日本大震災の対応1 |
| 第11回 | 東日本大震災の対応2 |
| 第12回 | 東日本大震災の対応3 |
| 第13回 | 東日本大震災の対応4 |
| 第14回 | 伊勢湾台風とハリケーン・カトリーナ |
| 第15回 | アメリカの防災体制 |