基本的な各栄養素の役割を正しく理解し、競技特性やトレーニングに応じて、何を、いつ、どれくらい摂取する必要があるかを学びます。
授業の進め方は、資料やパワーポイントを中心とした講義形式で授業を行った後に、グループワークやディスカッション等を実施します。自身のコンディションや食生活を振り返り、実践へとつなげ、スポーツ栄養の重要性を理解していくことを目指します。
①基本的な各栄養素の役割を説明できる。
②トレーニングや競技に応じた適切な栄養摂取について説明できる。
③授業で習得した知識を、日々の食生活やスポーツ現場で実践できる。
①授業内テスト・課題 30%
②期末試験 70%
※出席点はありませんが、出席不足は評価対象外となります。
※テストや課題のフィードバックは授業内での解説、又はLMS等へ解説を掲載します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | アスリートの栄養・食事ガイド(3版) | 小林修平編著 | 第一出版 |
参考文献 | 新版コンディショニングのスポーツ栄養学 | 樋口満編著 | 市村出版 |
参考文献 | 公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト第9巻『スポーツと栄養』 |
日頃から自分自身の身体作りや食事・栄養について興味・関心を持って過ごすよう心掛けてください。参考資料や配布資料をよく読み、課題やレポート、授業内発表の準備を十分にしてください。
スポーツ栄養演習Ⅰを履修していることが望ましいです。グループワーク、ディスカッション等主体的に取り組んでください。私語など授業の妨げとなるような行為、スマートフォン、イヤフォンの着用は禁止します。場合によっては退出してもらいます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション(授業の進め方、評価方法など) |
第2回 | アスリートの食事の基本 スポーツ栄養演習Ⅰの復習 |
第3回 | 身体づくりの評価と目標 身体組成の測定と評価を行い、身体づくりの目標を立てる。 |
第4回 | コンディショニング維持とビタミン摂取① エネルギー代謝、身体づくりに必要なビタミンについて学ぶ。 |
第5回 | コンディション維持とビタミン摂取② 抗炎症、抗酸化、免疫力に関わるビタミンについて学ぶ。 |
第6回 | 骨づくりに必要な栄養素 骨作りにおいて重要な栄養素について、スポーツ現場での現状や問題点などを学ぶ。 |
第7回 | 貧血予防に必要な栄養素 スポーツ選手に発生する貧血の種類とその原因及び対策について学ぶ。 |
第8回 | 期分けと食事 期分けに応じた、食事管理について学ぶ。 |
第9回 | 試合期の食事法 試合期のコンディショニングに重要な知識と具体的な食事調整法について学ぶ。 |
第10回 | 試合期の食事計画 想定される試合時間から逆算して、いつ、何を、どれくらい摂取するか、実際に計画を立てる。 |
第11回 | アスリートの栄養教育① スポーツ栄養演習ⅠⅡで学んだテーマの中で一つ選択し、栄養レクチャーの資料を作成する。 |
第12回 | アスリートの栄養教育② 栄養レクチャーの資料作成と発表の練習をする。 |
第13回 | アスリートの栄養教育③ 第11回、第12回でまとめた内容の発表 |
第14回 | まとめ スポーツ栄養演習Ⅱのまとめと理解度の確認 |
第15回 | まとめと期末試験 |