青年心理学
担当者藤尾 未由希教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [心理学科 2017年度以前]
科目ナンバリングDEP-101

授業の概要(ねらい)

青年期とは、他者を参照しながら自分自身のこれまでの体験をふり返り、これから先自分がどのように生きていきたいかを模索する時期である。本講義では、青年期の心理社会的特徴に関する理論が、現在に至るまでどのように発展してきたか学んでいく。また、グループディスカッションやペアワークを通して、自分自身や他者の「青年期」の体験を振り返り、青年心理についての理解を深めることを目指す。

授業の到達目標

①青年期の心理的特徴および心理発達に関する基礎的知識や法則を理解し、説明することができる。
②青年期に生じる様々な心理的問題および支援方法を理解した上で、多角的な視点で、課題について考えることができる。

成績評価の方法および基準

①期末レポート:50%
②各授業回に実施する小テストまたは課題:50%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献よくわかる青年心理学[第2版]白井 利明ミネルヴァ書房
参考文献エピソードでつかむ青年心理学大野 久ミネルヴァ書房

準備学修の内容

・配布プリントの内容を予習復習し、基本用語を覚える。
・授業時に提示する小テストまたは課題をおこなう。

その他履修上の注意事項

授業においては、他受講生に迷惑をかけることはおこなわないようにしてください。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回青年期における認知の発達
第3回青年期における感情の発達
第4回青年期における社会性の発達
第5回青年期における身体発達と心理的影響
第6回自己意識とアイデンティティーの発達
第7回中間まとめ(オンライン)
第8回青年期の家族関係
第9回青年期の友人関係
第10回青年期におけるキャリア選択
第11回青年期における心理的問題①ー精神障害・発達障害
第12回青年期における精神障害・発達障害への支援
第13回青年期における心理的問題②ー不登校・ひきこもり
第14回不登校・ひきこもりへの支援
第15回まとめ