担当者 | 木下 浩一教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修B 2単位 [社会学科] | |
科目ナンバリング | SOC-205 |
ジャーナリズムを古典的な分類法によって細分化すれば、送り手/受け手/メディア/コンテンツ/効果の5つに分けられます。本講義では主に、新聞におけるコンテンツ、つまり新聞記事を扱います。
新聞記事は複雑な力学のなかで生成されるため、さまざまなバイアスがかかっています。特定の新聞記事は、ある視点と視角から書かれます。したがって読者は、ひとつの新聞記事やニュースを、多面的・多角的にみる必要があります。
将来ジャーナリストを目指すひとはもちろん、一般市民あるいは社会人にとっても、新聞記事の「読み書き能力(リテラシー)」は重要です。批判的に読み、批判的に書く能力は、就職活動においても必須です。参加者と共有しながら、基礎的能力を身につけましょう。
*新型コロナ・ウイルスの状況によって、内容を変更する場合があります。コロナ禍が維持・拡大の場合、コロナ関連のジャーナリズム状況を採り上げます。
*本講義は対面を想定していますが、新型コロナ・ウイルスの状況によっては、オンラインとなる可能性があります。
1)卒業レポートや卒業論文の執筆において必要となるであろう、ジャーナリズム分析の基礎的能力を身につける。
2)いくつかのイシュー(issue:社会問題/論点)に興味をもち、「定点観測」することができる。
3)そのイシューについての簡単な解説レポートが執筆できる。
期末レポート(60%)と課題提出(40%)をもって評価する。
課題提出は、LMSの「掲示板」を使用する予定である。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | *教科書は特に指定しない。 | ||
参考文献 | 『プロセスが見えるメディア分析入門』 | 藤田真文・岡井崇之、他 | 世界思想社、2009年 |
以下の2点を行なってください。
1)毎週の実習以外の時間に、自らが選んだテーマについて、各自でコンテンツ分析(場合によってはメディア分析)を行う。
2)その上で、発表に向けて準備する。
▼後期に「ジャーナリズム実習」を履修することが望ましい。
▼この科目は今般の情勢に対応して履修者の制限をする可能性があります。履修登録にあたっては大学のホームページの<インフォメーション>で関連情報を確認してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス、イントロダクション。 |
第2回 | ジャーナリズムにおける分析の基本:内容(コンテンツ)分析 |
第3回 | レポート作成のための資料探し①:新聞の資料性 |
第4回 | レポート作成のための資料探し②:新聞データベースの利用 |
第5回 | 新聞資料をもとにした内容分析の事例① |
第6回 | 新聞資料をもとにした内容分析の事例② |
第7回 | 新聞記事分析の報告と講評(1) |
第8回 | 新聞記事分析の報告と講評(2) |
第9回 | 新聞記事分析の報告と講評(3) |
第10回 | 新聞記事分析の報告と講評(4) |
第11回 | 新聞記事分析の報告と講評(5) |
第12回 | 新聞記事分析の報告と講評(6) |
第13回 | 新聞記事分析の報告と講評(7) |
第14回 | 新聞記事分析の報告と講評(8) |
第15回 | まとめ |