日本文化Ⅰ-Ⅱ
担当者中村 健太郎教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングJLT-102

授業の概要(ねらい)

日本の伝統芸能や伝統文化について基本的な知識や理解の深め方について習得することを目的とする。現在の日本における国際化の流れの中で、伝統的な日本文化や歴史理解の重要性は広く提唱されている。本講義では、さまざまな日本の伝統芸能や伝統文化を取り上げ、歴史的背景や現在における継承のかたちなど、広く教養としての日本文化を考える基礎を学ぶことができる。講義形式を中心とするが、適宜、授業時間内にディスカッションや関連する実物資料を取り入れた授業内容を通して学習内容の深い理解を目指す。日本文化Ⅰ‐Ⅰで取り上げた内容をふまえて受講することで、より理解が深められる内容となっているが、必ずしも日本文化Ⅰ‐Ⅰの履修を求めるものではない。

授業の到達目標

1、授業で取り上げた日本文化について説明することができる。
2、日本の伝統芸能や伝統文化に対する調査・研究方法を説明できる。

成績評価の方法および基準

・レポートの提出(4割)と、授業時間内の小テストおよび、授業への積極的な参加状況等を合計した平常点(6割)で評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献新版伝統文化コーディネーター民族芸術交流財団そうよう
参考文献日本の伝統文化山本素子ICBパブリッシング

準備学修の内容

・日本文化に関連する映像資料などを積極的に活用する
・美術館、博物館などの常設展や特別展を利用して、実物鑑賞の機会を多く持つように心掛ける。
・参考文献や授業時間内に配布するプリントを活用して、予習と復習を行う。

その他履修上の注意事項

・第1回目の授業のはじめに、本科目の到達目標やレポート課題、成績判定方法について説明を実施する。
・履修希望者は、第1回目の授業に必ず出席し、履修説明の内容を確認した上で第2回目以降の授業に参加すること。
・教科書や参考文献は購入必須ではありません。毎回、授業時に関連資料を配付します。

授業内容

授業内容
第1回授業の目的と内容、授業の進め方、評価の仕方など
第2回伝統文化の断絶と継承
第3回実物資料から検討する芸道①歌道(和歌)
第4回実物資料から検討する芸道②歌道(和歌)
第5回実物資料から検討する芸道③歌道(和歌)
第6回実物資料から検討する芸道①書道
第7回実物資料から検討する芸道②書道
第8回実物資料から検討する芸道③書道
第9回実物資料から検討する芸道①蹴鞠
第10回実物資料から検討する芸道②蹴鞠
第11回実物資料から検討する芸道③蹴鞠
第12回実物資料から検討する芸道①衣紋道
第13回実物資料から検討する芸道②衣紋道
第14回実物資料から検討する芸道③衣紋道
第15回日本の伝統文化の継承と課題―まとめ―