担当者 | 前川 正教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | CME-201 |
企業活動にリスクはつきものです。企業はリスクを予防・回避するだけではなく、むしろリスクに挑戦し、それによってビジネスチャンスを得たり利益をあげることもできます。企業を取り巻くリスクは複雑・高度化、さらに巨大化しており新しいリスクも次々に発生しています。まさに現代社会がリスク社会となっていることが実感されています。リスクと保険Ⅰではリスクと保険に関する制度、経済、法律、歴史、保険技術、機能など多様な視点から基礎的な概念を学習します。授業は基本的に講義形式で行います。
①リスクと保険に関する制度、経済、法律、歴史、保険技術、機能等の基礎知識、専門用語を修得することができます。
②リスクに対処する仕組みについての知識を理解することができます。
③損害保険の基礎知識を修得することができます。
④インシュアテック時代といわれる現代の新しい損害保険商品を学ぶことができます。
①小テスト(複数回) 20%
②特別講義に対する感想レポート提出 10%
③試験 70%
という配分割合で複数の視点から成績評価を行う。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『初めて学ぶリスクと保険[第4版]』 | 下和田功[編著] | 有斐閣ブックス |
参考文献 | 『リスクと保険の基礎理論』 | 米山高生[著] | 同文館出版 |
参考文献 | 『基礎からわかる損害保険』 | 損害保険事業総合研究所 [編著] | 有斐閣 |
参考文献 | 『これだけは知っておきたい損害保険』 | 損害保険料率算出機構 [編著] | 保険毎日新聞社 |
事前事後学修に必要な時間は大学設置基準に則して算出すると15回の授業回数に対して60時間となります。その事前事後学修の主要な課題として次の点を指示します。
①講義で使用するレジュメ・資料は講義の前日にLMSに登録するので事前に予習し質問事項を整理して下さい。
②講義終了後はLMSに登録してある講義で使用した資料を復習し内容についての理解を確認するために「確認チェック」をLMSの課題提出機能を使って提出して下さい。
③成績評価のひとつの要素である小テストについては実施日の翌週の授業内で解説をするので復習に役立てて下さい。
④成績評価に繋がる特別講義についての感想をレポートにまとめる準備をして下さい。
⑤講義内容に関連する参考文献・資料について必要なものを授業中に紹介しますので自主学習として取組んで下さい。
①欠席及び公欠の扱いについては原則大学の規定にフォローして下さい。
②他の受講生の迷惑にならないように最低限の授業におけるマナーは厳守して下さい。(特に私語は慎んで下さい)
③受講に対してとくに対応が必要な場合(病気・ケガ・障害)は遠慮なく申し出て下さい。
④授業をよりよくしていく上での意見・感想・コメントも遠慮なく連絡して下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション-授業の進め方・成績評価の方法および基準・準備学修の内容等の概要説明 |
第2回 | リスクとは何か |
第3回 | リスクマネジメントとは何か |
第4回 | 保険の構造と特徴(1)-構造 |
第5回 | 保険の構造と特徴(2)-機能と経済効果 |
第6回 | 保険契約の基礎-保険取引の法的側面 保険契約者と被保険者 |
第7回 | 保険の経済分析(1)ー逆選択 |
第8回 | 保険の経済分析(2)ーモラルハザード |
第9回 | 主要損害保険商品(1)ー自動車保険 |
第10回 | 主要損害保険商品(2)ー火災保険 |
第11回 | リスクの多様化と新しい損害保険ー インシュアテック時代の損害保険商品 |
第12回 | 特別講義(外部講師) |
第13回 | 保険の歴史-損害保険と生命保険 |
第14回 | 前期の総括と試験 |
第15回 | オンライン授業:LMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式で実施 7月22日予定 |