演習Ⅱ
担当者山矢 和輝教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

本演習では、会計データの処理と分析が出来るようになることを目指します。具体的には、会計情報システムに関する理論を学習すると共に、多様な会計アプリケーションが扱えるようになることを目指します。
演習Ⅰでは「会計データの分析」に焦点を当て、ExcelとBusiness Intelligence(BI)システムの実習を通じて、統計を用いた会計データの分析方法を学びます。
演習Ⅱでは「会計データの処理」に焦点を当て、Excel、クラウド会計とRobotic Process Automation(RPA)の実習を通じて、効率的・効果的な会計データの処理方法を学びます。

授業の到達目標

・問題解決に必要な会計データや各種データを適切に収集・処理・分析し、他者に理解できるように口頭やスライド等を用いて提示できる
・メンバーと協力しながら、課題の解決案を立案できる
・コミュニケーションの重要性を理解し、自分の意見を提示しつつ他者と議論できる

成績評価の方法および基準

講義への出席、講義中での発言や発表内容、積極性から総合的に評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書講義において資料を配布します。
参考文献『Microsoft Power Automate かんたん活用ガイド』岩元直久日経BP
参考文献『事例で学ぶRPA』武藤駿輔株式会社 秀和システム
参考文献『自治体の実践RPA』津田博学陽書房

準備学修の内容

興味を持ったアプリケーションについては、講義で指示する教材や参考文献等を使用して自己学習を進めてください。

その他履修上の注意事項

履修にあたって、プログラミングの知識は不要ですが、Windows10もしくは11のノートPCが必要です。
第14回はLMSによるオンライン講義の予定です。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回RPAに関する講義、ディスカッション
第3回RPAによる自動処理1:基本的な使い方、PDFデータの自動読み込み
第4回RPAによる自動処理2:Webへの自動入力
第5回RPAによる自動処理3:Excel処理の自動化
第6回チームワーク:RPA演習
第7回会計情報システム(クラウド会計含む)に関する講義、ディスカッション
第8回Excelを用いた仕訳入力と集計、BSとPL作成
第9回クラウド会計1:仕訳入力と自動帳票作成
第10回クラウド会計2:データの自動取り込みと仕訳の自動作成
第11回クラウド会計3:税務申告書の作成
第12回クラウド会計4:分析
第13回チームワーク、就職活動に向けて
第14回会計情報システムに関する最新のトピック・研究[LMSオンデマンド講義]
第15回まとめ