日本近現代史Ⅰ
担当者渡邉 公太教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [史学科]
科目ナンバリングJPH-247

授業の概要(ねらい)

 本講義では、幕末から冷戦終結に至るまでの日本近現代の政治・社会の歴史を学びます。歴史的営為を学ぶことは、現代のわたしたちが直面する様々な問題のルーツを知ることになります。単なる歴史的知識の獲得にとどまらず、時代を客観的に観察する理論的思考能力を養うことをねらいとします。

授業の到達目標

・近現代の歴史に関する知識を理解できる。
・歴史的事象の因果関係を正しく理解し、他者へ説明することができる。

成績評価の方法および基準

・平常点:30%
・学期末試験:70%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特に指定しない。
参考文献日本政治史清水唯一朗、瀧井一博、村井良太有斐閣

準備学修の内容

・高校までの日本史や世界史(近・現代)の知識を前提とする。事前学修としては、高校の日本史や世界史の教科書を読み返したり、木村茂光ほか『大学でまなぶ日本の歴史』(吉川弘文館、2016年)の該当箇所を読むなどして、基本的な流れを理解しておくことが望ましい。
・事後学修としては、授業ノートを読み返し、わからない箇所はしっかり調べて復習する。さらに発展した学修を望む場合は、授業で適宜紹介する参考文献を読んでほしい。

その他履修上の注意事項

・積極的な質問を歓迎します。
・遅刻・欠席は当然ながら、私語など授業の妨げになる行為をした場合には厳しく処罰します。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回攘夷と開国
第3回廃藩置県
第4回憲法制定と議会開設
第5回日清戦争
第6回政党
第7回日露戦争
第8回大正政変
第9回第一次世界大戦
第10回大正デモクラシー
第11回普通選挙と政党政治
第12回政党内閣の終焉
第13回新体制運動
第14回戦時体制
第15回総まとめ