演習Ⅱ
担当者工藤 芽衣教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

  現在、欧州連合(EU)には27カ国が参加しています。しかし、異なる背景を持つ諸国が、一つの共通の政策のために結束することは容易ではないため、設立以来何度も「危機」を繰り返しています。また、EUに加盟しない選択をした国や、EUから離脱したイギリスなどもあり、地理的には「ヨーロッパ」で一括りにされても、それぞれの国には異なる政策の優先順位があります。
 そこでこの授業ではEU加盟・非加盟のヨーロッパ諸国の社会・政治・歴史などを調べ、各国の共通点や違いを比較しながら、それぞれの国とEUの共通政策との関係、EUに参加することの利益や不利益が何かを学びます。
 
毎回の授業の進め方:
 ・あらかじめ指定された資料や文献を読みます。担当者が当日の内容の要約を発表し、その後全員で意見交換や疑問点の指摘などをして理解を深めます。

授業の到達目標

①関心のある地域や国における経済政策の特徴、政治と社会、政治、歴史について他者にわかりやすく説明することができる。
②調べたことに基づいて、疑問点を指摘したり、自分なりの意見を述べることができる。

成績評価の方法および基準

ディスカッションへの貢献度(30%)+課題(10%)+レポート(60%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書使用する文献は参加者と相談の上決定する。
参考文献

準備学修の内容

予習は必ず行う。特に報告者は、資料や文献を解説するだけでなく、質問を受けそうなこと(語句や簡単な内容の説明)についても調べて準備しておくこと。報告が担当でない回にも、資料や文献を読んで質問や論点を準備しておく。

その他履修上の注意事項

最低6割以上の出席が必要。

授業内容

授業内容
第1回導入
第2回EUの共通政策①貿易、市場
第3回EUの共通政策②通貨、金融
第4回EUの共通政策③社会・市民、政治
第5回ヨーロッパ諸国の対EU政策①フランス:資料・文献に基づく報告と意見交換
第6回ヨーロッパ諸国の対EU政策②ドイツ:資料・文献に基づく報告と意見交換
第7回ヨーロッパ諸国の対EU政策③イギリス:資料・文献に基づく報告と意見交換
第8回ヨーロッパ諸国の対EU政策④参加者が関心のある国:資料・文献に基づく報告と意見交換
第9回ヨーロッパ諸国の対EU政策⑤参加者が関心のある国:資料・文献に基づく報告と意見交換
第10回対EU政策の比較とまとめ(オンデマンド)
第11回新聞などを利用した時事的テーマに基づくディスカッション
第12回新聞などを利用した時事的テーマに基づくディスカッション
第13回新聞などを利用した時事的テーマに基づくディスカッション
第14回時事的テーマまとめ
第15回まとめ