授業の概要（ねらい）

本プレセミナーは3年生を対象とし、後期の留学のための学修上、渡航上の準備を行い、これまでの学修と合わせ留学を効果的なものとするための総合的学びの実現を目指す。渡航から帰国まで、現地生活を想定して実際の知識や行動が可能になるようともに学んでいく。またグループ学習で、渡航先の都市、研修先の大学、町にある有名な建築物や名物について調べるなど、同じ都市に行く仲間全体で知識を深め、準備を行う。この過程を通じ、渡航先で実現する自らの目標をはっきりさせる。渡航先の都市や文化について具体的で現実的なテーマについて調べ発表し仲間と共有し一定の成果物（自分たちで作るオリジナルガイドブック）を作成することを通じて、協力する態度、異文化圏で生活する力、自律的学習態度を養い、留学を組み入れた総合的学修実現への一歩とすることを目的とする。

授業の到達目標

　①　渡航から派遣先の都市で生活を開始し帰国するまでのプロセスを理解し、入学申請、ホームステイ申請、査証等の手続きを終える。
　②　渡航先都市に関して様々なテーマについて資料を収集できる。
　③　資料の解読に基づきパワーポイントやワードによる発表資料と発表原稿を作成し発表することができる。　
　④　他学生の発表について質問やコメントをし、お互いに知識を共有することができる。
　⑤　自分の調査を仲間とともに編集し、成果物を残すことができる。留学に関する自分の目標と留学時に調べるテーマを確定する。　

成績評価の方法および基準

対面授業の場合も、LMSを活用して授業を行う。
すなわち教室で授業を行うが、発表原稿と発表資料、レポート等はLMSに掲載する。
発表者は1週間前を目安に江原まで発表原稿とパワーポイント資料をメールで送付すること。LMSにアップするため。
【重要】
平常点30％　　発表40％(教室での発表とLMSへの資料掲載）　教員より指示された各自の提出物とグループによる成果物（ガイドブック）の提出30％
発表は学期中に1-2回。発表キャンセルがあった場合、評価を一段階下げる。

教科書・参考文献

準備学修の内容

自分が渡航する都市や人々の生活、文化についていろいろなことに関心を持ち、情報を集めておく。
担当部分についてスペイン語の資料も含めて調査し、発表できるようにする。
発表者は、発表1週間前を目安に発表原稿と発表パワーポイント資料をメールで江原まで送る。

その他履修上の注意事項

欠席遅刻は厳禁。授業参加時にはカードのタッチをすること。
遅刻は2回で欠席1回に換算される。欠席と遅刻換算分の合計が授業時数の３分の１を超えたら単位は取得できない。
欠席する場合はあらかじめ届け出ること。
発表のキャンセルは厳禁。突然のキャンセルは評価を1段階下げる。
他者の発表に関しても質問やコメントを行い、活発に授業参加すること。

授業内容