担当者 | 工藤 芽衣教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
現在、欧州連合(EU)には27カ国が参加しています。しかし、異なる背景を持つ諸国が、一つの共通の政策のために結束することは容易ではないため、設立以来何度も「危機」を繰り返しています。また、EUに加盟しない選択をした国や、EUから離脱したイギリスなどもあり、地理的には「ヨーロッパ」で一括りにされても、それぞれの国には異なる政策の優先順位があります。
そこでこの授業ではEU加盟・非加盟のヨーロッパ諸国の社会・政治・歴史などを調べ、各国の共通点や違いを比較しながら、それぞれの国とEUの共通政策との関係、EUに参加することの利益や不利益が何かを学びます。
毎回の授業の進め方:
・あらかじめ指定された資料や文献を読みます。担当者が当日の内容の要約を発表し、その後全員で意見交換や疑問点の指摘などをして理解を深めます。
①関心のある地域や国における経済政策の特徴、政治と社会、政治、歴史について他者にわかりやすく説明することができる。
②調べたことに基づいて、疑問点を指摘したり、自分なりの意見を述べることができる。
ディスカッションへの貢献度(30%)+課題(10%)+レポート(60%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 使用する文献は参加者と相談の上決定する。 | ||
参考文献 |
予習は必ず行う。特に報告者は、資料や文献を解説するだけでなく、質問を受けそうなこと(語句や簡単な内容の説明)を予測し、そのことについて調べて準備しておくこと。報告が担当でない回にも、資料や文献を読んで質問や論点を準備しておく。
最低6割以上の出席が必要。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 導入(授業の概要、参加者の問題関心の共有、進め方の説明、文献の決定など) |
第2回 | ヨーロッパ諸国の社会政治制度・歴史①フランス:資料・文献に基づく報告、意見交換 |
第3回 | ヨーロッパ諸国の社会政治制度・歴史②ドイツ:資料・文献に基づく報告、意見交換 |
第4回 | ヨーロッパ諸国の社会政治制度・歴史③イギリス:資料・文献に基づく報告、意見交換 |
第5回 | ヨーロッパ諸国の社会政治制度・歴史④参加者が関心を持つ国:資料・文献に基づく報告、意見交換 |
第6回 | ヨーロッパ諸国の社会政治制度・歴史⑤参加者が関心を持つ国:資料・文献に基づく報告、意見交換 |
第7回 | 社会政治制度・歴史の比較とまとめ |
第8回 | ヨーロッパ諸国の経済政策①フランス:資料・文献に基づく報告・意見交換 |
第9回 | ヨーロッパ諸国の経済政策②ドイツ:資料・文献に基づく報告・意見交換 |
第10回 | ヨーロッパ諸国の経済政策③イギリス:資料・文献に基づく報告・意見交換 |
第11回 | ヨーロッパ諸国の経済政策④参加者が関心を持つ国:資料・文献に基づく報告・意見交換 |
第12回 | ヨーロッパ諸国の経済政策⑤参加者が関心を持つ国:資料・文献に基づく報告・意見交換 |
第13回 | 経済政策の比較とまとめ |
第14回 | レポート作成の準備(オンデマンド) |
第15回 | まとめとレポート作成の準備 |