担当者 | 下村 一之教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
「みずから問題点を抽出し、学問的に調査分析をして解決する能力」を養う。
応用演習Ⅰで明らかになった各自の問題点(研究テーマ)を、レポート型式あるいは論文形式でまとめていく。
当スポーツ医療学科3年生および4年生は、AT、教職、健康運動指導士などの資格取得の目的のため、一気に活動量の増加する時期に当たる。しかし、当学科の学生のうち7~8割は特別な資格取得をすることなく、社会人として卒業していくのが実情である。
また、4年制大学の卒業後に、社会で与えられる仕事も、必ずしも自分の専門分野とは限らない。
したがって、大学という高等教育で求められる能力の本質は、目の前にある問題点を自ら発見したうえで、様々な角度から検討し、自力で資料を集めて分析解決していく能力を養うことにあると考えられる。
その能力の延長が「セレンディピティ: serendipity」(何気ない日常から価値あるものを見つけ出す能力)という、社会における成功哲学につながっていく。
下村担当の応用演習においては、学生諸君が人ひとりが、大事だとか問題だとか感じる点につき、クラス全体で議論し、共通の問題として解決していく。集めた資料を分析したうえで、説得的に持論を主張することを指導する。また、意欲ある学生には論文作成を指導していきたい。
題材は、スポーツという専門分野でも、専門分野と全く別個の社会一般の問題点でも構わない。
出席は、15回全回出席を当然の前提とする。欠席1回につき、100点満点の評価のうち、5点減点とする。
クラス担当(世話役)(5~10点)、クラスでの積極的な発言や質問(20点満点)、討論参加(20点満点)、提出物(50点満点)などにより、加点形式で採点する。
逆に、欠席や未提出物がある場合には減点となる。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特になし。 | ||
教科書 | |||
参考文献 | 適宜紹介する。 | ||
参考文献 |
応用演習Ⅰでの、討論(ディベート)の成果を各自再確認すること
クラスの結束力を高めて、大学生活後半の仲間づくりをここころ掛けてほしい
回 | 授業内容 |
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第1回 | 応用演習Ⅰでの各自の研究テーマにおける、討論(ディベート)の成果の確認 |
第2回 | レポートあるいは論文作成の形式的要領について学習する |
第3回 | 論文の作例について、学習する(専門分野① 日本語) |
第4回 | 論文の作例について、学習する(専門分野② 英語) |
第5回 | 論文の作例について、学習する(一般分野① 日本語) |
第6回 | 論文の作例について、学習する(一般分野② 英語) |
第7回 | 各自のテーマにつき、論文あるいはレポートの主要部分の(資料引用、資料分析、検討(意見))の仮原稿(ゲラ)を提出する |
第8回 | 文献一覧表の提出 (形式に沿って) |
第9回 | 完成した論文(あるいはレポート)の提出 |
第10回 | グループ討論(ディベート) のテーマの選択・決定 |
第11回 | グループ討論のテーマごとに賛成派と反対派を決めて、意見を交換する |
第12回 | グループ討論のテーマごとに自分と反対の意見に対して、 反論する(およびその理由について披露する)。 |
第13回 | グループごとに、ディベートの結果をレポート作成する |
第14回 | レポートの提出と修正 |
第15回 | まとめと反省 |