担当者 | 森脇 愛子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [心理学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | SEM-401 |
本演習では、青年期の心の健康と対人関係をテーマとして、大学生対象の質問紙調査を実施し、理解を深めることをねらいとする。対人関係には、困ったときに周囲の身近な人に手助けしたもらい安心する、落ち込んだりしている時に、周りの人に打ち明けて、慰めてもらい、気分が回復するといったように心の健康を高める機能・側面を多く有している。一方で、周囲の対人関係の中で、落ち込み・不安などにつながるような経験をすることも少なくない。こういったポジティブな側面・ネガティブな側面の両面から理解をしていくことが、大切と考えられている。近年は、大学生の間で、SNSなど、コミュニケーションツールも多様化しており、そのような側面も、扱っていきたいと考えている。 意見交換を積極的・円滑に進めたりするなど役割を担うことで、学びを深めていってほしい。
下記のような点を修得目標とする。
1.質問紙調査等を実施し、データを収集・分析できる
2.研究倫理に配慮しながら、研究を計画し、データを収集できる
3.自ら仮説を立て、扱う構成概念を明確に定義できる
4.心理学的問いを解明するために、具体的な研究方法を提起できる
5.データ分析結果を科学的に評価し、批判的に検討できる
6.データ分析結果を総合的に考察し、立てた問いに対して柔軟な
解釈を還元できる
7.データ分析結果とその考察を論理的にプレゼンテーションできる
8.問題・方法・結果・考察へ分節化した実証研究の科学的レポートを執筆できる
授業内での発表、討議への参加により、総合的に評価をおこなう。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 適宜紹介する | ||
参考文献 | 適宜紹介する |
グループ作業が多いが、グループ成員に頼るのではなく、主体的に学びに参加すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | 関心テーマごとに検討をおこなう(グループ含む) |
第3回 | 研究の進めについてなど |
第4回 | 文献検索について学習する(予定:ガイダンス。変更の可能性もある) |
第5回 | グループごとの関連の文献を発表し、聴き手グループから、コメントを受ける |
第6回 | グループごとの関連の文献を発表し、聴き手グループから、コメントを受ける |
第7回 | グループごとの関連の文献を発表し、聴き手グループから、コメントを受ける |
第8回 | 問題・目的をどのように導くのか・不足している情報はないか、検討する |
第9回 | 研究計画書の作成について説明を受け、必要な情報・文献を考える |
第10回 | 関連の文献・問題/目的について、グループごとに発表し、コメントを受ける (グループの進行状況により変更の可能性もある) |
第11回 | 関連の文献・問題/目的について、グループごとに発表し、コメントを受ける (グループの進行状況により変更の可能性もある) |
第12回 | 質問紙の作成についての留意点、項目の選び方等についても学習する |
第13回 | グループごとの研究計画書の発表・討議を通して、精緻化をこころみる |
第14回 | グループごとの研究計画書の発表・討議を通して、精緻化をこころみる |
第15回 | まとめと今後の進め方について(オンライン) |