心理学研究演習Ⅳ
担当者堀田 結孝教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [心理学科 2018年度以降]
科目ナンバリングSEM-402

授業の概要(ねらい)

心理学研究演習Ⅰに引き続き,向社会性や利他性、文化進化、集団、社会的ネットワークをテーマとして、社会的相互作用場面における人間の行動に関する研究に取り組む。実験や調査など実証的な手法を通して研究を行う。

学生同士のグループワーク、研究の実施、データ解析の実習を通して、研究の背景や心理学研究の流れを理解することを目指す。

授業の到達目標

・研究計画、実験や調査によるデータ収集、データ解析、論文形式での結果報告の一連の過程を体験し、心理学研究の流れを理解することができる。
・研究のデザイン、データ解析、科学論文の執筆など、研究に必要なスキルを身につけることができる。

成績評価の方法および基準

研究への参加(20%)、グループワーク(20%)、期末に課すレポート(60%)を評価の基準とする。
フィードバックは授業時間ないしはLMSなどを介してWebで実施する予定である。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献文化がヒトを進化させた―人類の反映と文化-遺伝子革命 ジョセフ・ヘンリック 今西康子訳白楊社
参考文献社会のなかの共存(岩波講座 コミュニケーションの認知科学第4巻) 安西祐一郎ら(編集)岩波書店

準備学修の内容

 特に事前に必要な知識や技能はないが、他の履修生との協調性や新規の事に臆せず真摯に取り組む態度を求める。

その他履修上の注意事項

研究の進行によっては、時間割上の授業時間以外にも活動することがある。

授業内容

授業内容
第1回前期の研究演習のおさらい
第2回研究の準備
第3回研究の準備
第4回研究の実施
第5回研究の実施
第6回研究の実施
第7回研究の実施
第8回データ解析
第9回データ解析
第10回データ解析
第11回レポートの書き方
第12回レポートの書き方
第13回レポートの書き方
第14回レポートの中間報告
第15回まとめ、レポートの提出(オンラインの予定)