授業の概要（ねらい）

　本授業は、保育における全体的な計画の編成と展開、指導計画の基本を修得し、自分なりの保育計画を作成できるようにすることを目的とします。保育所における保育の過程（実践・記録・省察・評価・改善）について、乳幼児期の子どもの理解との関連で理解し、自分自身で省察できるようにするために、映像などの視覚教材を用いて解説すると共に、課題レポートの作成や、授業で扱ったテーマに関するディスカッション等を通して、学生自身の保育観や子ども観を深めていきます。

授業の到達目標

・保育の内容の充実と質の向上に資する保育の計画及び評価について理解し説明できる。
・全体的な計画と指導計画の作成について、その意義と方法を理解し説明できる。
・子どもの理解に基づく保育の過程（計画・実践・記録・省察・評価・改善）について、その全体構造を捉え、理解し説明できる。

成績評価の方法および基準

授業への参加度、課題提出、発表等（50％）、最終試験（50％）で総合的に評価します。

教科書・参考文献

準備学修の内容

・授業内で指定された参考文献、プリントなどを読み、次回の授業に臨んでください。
・授業内でディスカッション等を行うため、乳幼児期の発達や現代的課題について日常的に関心を持ち、自分なりの意見を発言できるようにしておいてください。

その他履修上の注意事項

レポート課題や指導計画作成を取り入れるため、受講生の積極的な参加が望まれます。なお、受講生のニーズや実態に即して履修内容を若干変更することがあります。

授業内容