担当者 | 井内 正敏教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | ECP-401 |
本講義は、主要な経済理論と重要な経済データを用いながら、総合的に、日本経済や世界経済の動向と現在の課題を明らかにするとともに、わが国のそれぞれの経済主体においてどのような対応が必要であるかについて考察することを目的としています。
総合経済Ⅰでは、マクロ経済学を中心に、財政学、金融論、国際経済学などの理論も活用しながら、財政や金融などの分野ごとに現状と課題を整理した上で、今後の見通しや望ましい対応の方向について検討していきます。
①学生は、マクロ経済学の主要理論を理解し説明できる。
②学生は、マクロ経済政策の役割と効果を、経済理論に基づいて説明できる。
③学生は、日本経済や世界経済の現状を経済理論とデータに基づいて説明できる。
④学生は、日本のマクロ経済政策の現状と課題について説明できる。
⑤学生は、貿易や直接投資等のデータに基づいて、日本の対外経済取引の現状と対外経済政策について説明できる。
(1)期中に実施する小テスト(到達目標①、②、③、④、⑤)30%
(2)期末に課すレポート(到達目標③、④、⑤)70%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | マクロ経済学(第2版) | 伊藤元重著 | 日本評論社 |
参考文献 | ビジュアル・日本経済の基本(第5版) | 小峰隆夫編著 | 日経BPM(日本経済新聞出版本部) |
レジュメと教科書を用いて講義を行います。毎回の授業の最後に、次回の講義内容の主要テーマを提示しますので、関連する経済用語や経済データを自ら調べた上で、主要テーマに関する自らの見解をノートに記述しておいてください。
また、次回授業までにレジュメやノート等を用いて経済用語や経済データの活用法を復習した上で、再度、自らの見解を小レポ―トとしてノートにまとめてください。
毎回の授業について、予習と復習にそれぞれ1時間ずつあてることを想定しています。
日頃より新聞や雑誌などの経済記事に関心をもつとともに、報道される様々な経済問題に対して、どのような主体がどのように対応すべきであるかについて、自らの考えをまとめる習慣を身につけてください。
第14回の授業はオンライン授業(LMSによるオンデマンド形式)になります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:授業の進め方、マクロとミクロ |
第2回 | 経済データの見方:主要経済指標(GDP、先行・一致・遅行の各指標)、前期比・前年同期比、季節調整、寄与度 |
第3回 | マクロ経済理論のエッセンス(1):IS-LM分析 |
第4回 | マクロ経済理論のエッセンス(2):総需要・総供給分析 |
第5回 | マクロ経済理論のエッセンス(3):経済成長と景気循環 |
第6回 | 消費・貯蓄と設備投資 |
第7回 | 輸出・輸入と為替レート |
第8回 | 財政の機能と財政政策 |
第9回 | 少子高齢化と社会保障 |
第10回 | 地域間格差と地方創生 |
第11回 | 金融の機能と金融政策 |
第12回 | グローバルな経済活動の動向と課題 |
第13回 | 地域経済統合と多角的自由貿易体制 |
第14回 | 世界経済の構造変化と各国の経済動向(オンライン授業:LMSによるオンデマンド形式) |
第15回 | まとめ:日本経済と世界経済の課題と対応策 |