担当者 | 大野 雅子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [外国語学科 英語コース(2017年度以降)] | |
科目ナンバリング | SEM-413 |
この授業では、日本と西洋の様々な文学作品を「愛」のテーマから分析する。扱う作品は、東野圭吾の『容疑者Xの献身』と『祈りの幕が下りるとき』、シェイクスピアの『夏の夜の夢』、ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』、スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』など。「愛」がどんなふうに描かれているのか、日本人にとっての「愛」は「西洋」の「愛」とどう違うのかを考える。授業は学生の発表が中心である。発表するためには、本を熟読して自分独自の分析と解釈を深めなければならない。自分の発表と他の学生の発表を通じて、本を読むことを大好きになってくれることを願っている。日々生きている現実世界とは別の世界を文学作品の中に見いだすことによって、心の中に豊かなj想像世界をつくりだしてほしい。
1.英文学、アメリカ文学、日本文学の基礎知識を修得する。
2.比較文学の方法を学ぶ。
3.文学作品を読む習慣を身につける。
4.効果的なプレゼンテーション・スキルを身につける。
5.コミュニケーション能力を養う。
発表40%、積極的な授業参加30%、授業内提出物30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
発表はグループごとに行う。グループ内で協力して準備することによって、コミュニケーション能力を培うこともゼミの重要な目的である。
特別な事情がない限りは毎週出席すること。自分が発表しないときは、他の人の発表をよく聞き、適切なコメントを述べることは重要である。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業概要:比較文学とは何か |
第2回 | 東野圭吾と推理小説 |
第3回 | シェイクスピア |
第4回 | ジェイン・オースティン |
第5回 | フィッツジェラルド |
第6回 | 学生の発表:東野圭吾の推理小説の特徴 |
第7回 | 学生の発表:日本の推理小説 |
第8回 | 学生の発表:シェイクスピアの代表的な作品 |
第9回 | 今までのまとめ |
第10回 | 学生の発表:シェイクスピアの『夏の夜の夢』における恋の媚薬 |
第11回 | 学生の発表:ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』の時代 |
第12回 | 学生の発表:『高慢と偏見』における愛と結婚 |
第13回 | 学生の発表:スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』におけるニューヨーク |
第14回 | 学生の発表:『グレート・ギャツビー』における愛と理想 |
第15回 | 総括 |