世界の情勢(アメリカ)Ⅰ
担当者塚本 拓也教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングARS-107

授業の概要(ねらい)

本授業では、米国の社会そしてビジネスの基本を学ぶことを目的とする。そのため、米国文化と日本そして欧州文化と比較し考察する手段として、「スポーツ」を活用し分析・考察を行います。「スポーツ」は米国にとって社会の重要なコンテンツであることから、日本そして欧州のスポーツ産業そして文化と比較することで、経済活動としてどのような意味があるのかを理解することを目指す。

授業の到達目標

1. 米国のスポーツ文化・ビジネスの基本知識を身につける。
2. 米国にとって「スポーツ」はどのような位置付けかを理解する。

成績評価の方法および基準

プレゼンテーション:期中に2回のプレゼンテーション 50点(25点×2回)
期末試験:50点
以上を総合的に評価する。

準備学修の内容

米国、そして日本と欧州に関する「スポーツビジネス」や「スポーツ文化」などの情報に関心を持つことを推奨します。

その他履修上の注意事項

「世界情勢(アメリカ)II」をあわせて履修することが望ましいです。本授業を通して、卒業後、企業で働くには、どのような「思考の軸」を持つべきか、どのような準備が必要なのか、一緒に考えたいと思います。そのため、学生諸君からも積極的な発言&相談を期待しています。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス、授業の進め方、評価方法、留意点
第2回スポーツの歴史と文化①
・近代サッカーの誕生、オリンピックの誕生、米国スポーツの歴史について学習する。
第3回スポーツの歴史と文化②
・近代サッカーの誕生、オリンピックの誕生、米国スポーツの歴史について学習する。
第4回米国のプロスポーツ
・米国のスポーツ産業規模、米国5大スポーツリーグの概要と特徴について学習する。
第5回日本と欧州のプロスポーツ
・日本及び欧州のスポーツ産業規模、日本及び欧州のスポーツリーグの概要と特徴について学習する。
第6回米国と日本及び欧州のプロスポーツの振返りと課題の発表
第7回学生によるプレゼンテーション①
第8回米国の大学スポーツ①
・米国大学スポーツの歴史、文化、NCAA、学生サポートの仕組み、キャリア支援などについて学習する。
第9回米国の大学スポーツ②
・米国大学スポーツの産業規模、NCAAのビジネス、学生アスリートのエンドースメント契約など産業化について学習する。
第10回日本の大学スポーツ
・一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)の設立経緯、日本の大学スポーツの現状と課題について、米国の大学スポーツと比較し、学習する。
第11回欧州の大学スポーツ
・英国大学等スポーツ有限責任保証会社(BUCS)の設立経緯、BUCSの現状と課題について、日米の大学スポーツと比較し、学習する。
第12回米国と日本及び欧州の大学スポーツの振返りと課題の発表
第13回学生によるプレゼンテーション②
第14回ケーススタディ(オンライン)
第15回総括