産業・企業演習Ⅰ
担当者吉村 浩平教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングSEM-401

授業の概要(ねらい)

業界が異なる企業の動向、事業内容、決算内容、将来性、採用計画等、多角的に分析し、産業界において当該企業の位置づけを確認する手法を学びます。
具体的には「利潤追求」と「発展」を使命とする企業が適正かつ遵法な企業活動を行っているか、国内外の評価はどうか、リスクマネジメントはどうかについて各事例をもとにPBL手法を用いて、調査・分析を行います。

授業の到達目標

「良い会社」とは「儲かっている会社」なのか、「労働条件が良い会社なのか」、「有名な会社なのか」などについて、「自己分析」に基づき、自分が考える「良い会社」の評価基準を設けることができること、また、その評価基準について必要な情報を分析し、論証できることを到達目標といたします。

成績評価の方法および基準

授業への貢献度(50%)・小論文(50%)にて総合的に評価します。
尚、小論文についてはテーマに基づき、「課題抽出」から「課題解決」に至るまでのプロセス、また、「課題解決」に障害となる事象、課題解決後の「期待される効果」などについて、講義で使用する「キーワード」を活用しながら論理的に記述できることを合格水準といたします

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストは特に使用せず、授業で参考資料を投影または配布します。
参考文献

準備学修の内容

講義終了時に次回の講義の「ポイント」または「キーワード」を紹介します。各自、それぞれ関連する事項の事前学習を行い、理解を深めた上で出席するようにして下さい。

その他履修上の注意事項

本講義では自分が考える「良い会社」について、経済の視点、将来性の視点、事業運営の視点等から分析を行います。自らが重きをなす「視点」について明確にすることを期待します。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
(授業の進め方)
第2回職業選択の考え方Ⅰ
(「職業選択」の決め手は何であるかについて考える)
第3回職業選択の考え方Ⅱ
(「自己理解」「自己分析」を図り、自分に適した職業は何かについて考える)
第4回職業選択の考え方Ⅲ
(「自己理解」「自己分析」を図り、自分に適した職業は何かについて考える)
第5回企業の存在価値
(職業選択に際しての「企業分析」を踏まえて、「企業」の存在価値の原点を学ぶ)
第6回企業研究概論
(「企業選択」のポイントは何か、個人の適性、やりがいとの関連を交えて考える)
第7回企業の生産性
(企業が追求する生産性向上の重要な要素である経営資源(資金・人材等)と企業価値向上との関連性を学ぶ)
第8回業界研究Ⅰ
(産業を支える代表的な業界の経営理念、事業形態、人材育成等の特色について企業対比の知識を深める)
第9回業界研究Ⅱ
(産業を支える代表的な業界の経営理念、事業形態、人材育成等の特色について企業対比の知識を深める)
第10回業界研究Ⅲ
(産業を支える代表的な業界の経営理念、事業形態、人材育成等の特色について企業対比の知識を深める)
第11回業界研究Ⅳ
(産業を支える代表的な業界の経営理念、事業形態、人材育成等の特色について企業対比の知識を深める)
第12回業界研究Ⅴ
(産業を支える代表的な業界の経営理念、事業形態、人材育成等の特色について企業対比の知識を深める)
第13回業界研究Ⅵ
(産業を支える代表的な業界の経営理念、事業形態、人材育成等の特色について企業対比の知識を深める)
第14回論理的思考法
(企業人に求められる「言動」「思考」「判断」等で求められる「論理的思考」を学ぶ)
第15回講義総括
(講義全般振り返り)