担当者 | 松本 美奈, 霜鳥 駿太教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 4単位 [自己啓発支援科目(短大)] | |
科目ナンバリング | CAE-228 |
ゼロからビジネスを起こす起業だけでなく、企業内での起業も増えています。閉塞感が日本を覆う中、政府も企業も後押ししようとしているのです。社会が変革を求めているといってもいいでしょう。
ビジネスを起こし、発展させるには、問い、考え続ける質問力と、仲間が必要です。質問力を磨き、チームワークを重ねながら、あなたの手で変革を始めてみませんか。
講座責任者(松本美奈)は元読売新聞記者です。この授業では読売新聞を教材にします。インターネットではなく、紙の新聞を購読してください。教室での学びとフィールドワークを通して、どこでも生きていけるよう、トレーニングしましょう。
授業は、アウトプットを重視します。論文を書く・批判的に読む・発表する・議論する——を繰り返します。「自分にしか書けないことを、誰にでもわかりやすく」表現できるようになるため、日常課題にも取り組みます。
質問力を鍛えるため、日常・中間・最終課題の3種類に取り組みます。質問力を構成する観察・比較・分析・分類・語彙・表現力を鍛える内容です。詳しくは初回授業で説明します。履修希望者は必ず初回に参加してください。初回欠席者は、履修をお断りします。
社会人として不可欠な時間管理、責任も学びます。このため、無断遅刻・欠席はやめてください。必ず事前に連絡することを徹底しましょう。
*全4単位の授業です。水曜3限+火、水、木、金曜日の2コマを履修してください。
*10月、11月の土曜日にプロと語る会「The Professionals」を開きます。その道のプロに、何を考え、どう働いているのかを尋ねます。
講師
水3 松本美奈(講座責任者)
水2 松本美奈
火、水、木、金 霜鳥駿太
(1)新聞を毎日読む(社会性)。
(2)自分以外の誰かの立場で問う(俯瞰する、視点転換)。
(3)自分にしか書けないことを、誰にでもわかるように表現する(独創性、論旨明快、適切な言葉遣い、推敲、読ませるタイトル)。
(1)日常課題(社説の視写、言葉でスケッチ) 60%
最低基準:毎週各2回(計4回)×15週 基準を超えた履修者のみ評価対象とします。
2穴リングのファイルにとじて、提出してください。
これ以外での提出は受け付けません。
(2)中間課題(論文) 10%
「5年間の事業計画」
「大学卒業時に起業することを考えている学生」になりきって、起業後5年間の事業計画を表にまとめ、それを踏まえ、1500字程度で書きます。投資家に出資してもらえる魅力的な計画を練りましょう。
*A4サイズの原稿用紙を使用。手書き、縦書き。手書きでない論文は受け付けません。
*計画表はExcel、Numbersでも結構です。
*参考文献一覧は字数外。
(3)最終課題は個人での論文執筆とチームでのポスター制作の2種類です。
論文 「我が社の採用・育成」 起業家になりきり、どんな人をどのように採用するか、その人をどう育てていくかを3,000字以内で論じなさい。国内外の採用・育成の現状や課題も踏まえ、参考文献を読んだうえでの執筆を求めます。30%
*A4サイズの原稿用紙を使用。手書き、縦書き。手書きでない論文は受け付けません。
*参考文献一覧は字数外
チーム課題 上智大学の学生とチームを組み、「起業家連合から大学への提言」を模造紙大のポスターに仕上げ、発表してください。企業経営者らを招いた発表会を、アカデミックラウンジで開きます。
*締め切り:(2)…10月19日(水)
(3)…12月14日(水)
(1)…12月21日(水)
いずれも、授業時(3限)を提出締め切りとします。
(1)読売新聞の朝夕刊を毎日読んでください。
…授業日だけ新聞を読んでも、理解は困難です。社会は日々刻々と動いているからです。
(2)社説を書き写してください(社説の視写)。
…論調への迎合は求めていません。社説を書き写し、論の立て方を学びましょう。
(3)気になった新聞写真を観察して、言葉で表現してください(言葉でスケッチ)。
(4)授業時間外にチームで調べ学習をし、発表資料を作ります。
・企業関係者との議論、懇談会、インタビューを設けています。
・日常課題は最終的に2穴リングのファイルにまとめて提出します。返却された課題(社説の視写、言葉でスケッチ、リフレクションシート)は必ずファイリングしてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 新聞で遊ぼう ・当日の読売新聞朝刊、ハサミ、のり、色鉛筆やクレヨン、ペンを持参してください。 *まわしよみ新聞で、新聞の構成を知る。 ・=インプット *=アウトプット 以下同じ |
第2回 | なぜ質問力か、なぜ新聞か(9月21日) ・なぜ質問力が必要なのか ・なぜ新聞なのか ・なぜ紙なのか おまけ:新聞を速く読む方法 *なぜ手書きなのか 社説と「言葉でスケッチ」を書く。 |
第3回 | 言葉でスケッチする *お互いをスケッチする。 *ピアレビュー |
第4回 | 手で書くと何がつかめるか(9月28日) ・前期のポスターを教材に、学生と企業人が語り合う *質疑応答 |
第5回 | 動きを言葉でスケッチする① ・新聞でQ おさらい:新聞を速く読む |
第6回 | 論文を書くための準備体操(10月5日) *ピアレビュー 社説の視写、言葉でスケッチを披露しよう ・論文ってどうやって書くの? |
第7回 | 質問をつくる① *新聞でQ |
第8回 | 起業のアイデアを披露する(10月12日) *ピアレビュー ・起業のアイデアの「要旨」をA4サイズの紙1枚にまとめ、お互いに説明し、質問しあう。 |
第9回 | 質問をつくる② ・新聞の読み方を確認しよう *新聞でQ |
第10回 | 中間ピアレビュー(10月19日) *お互いのポートフォリオを披露する。 論文は提出し、文集にします。文集作成のスタッフになりませんか。 |
第11回 | 質問を分類する① ・開いた質問と閉じた質問とは何か *それぞれの長所と短所を考えよう *新聞でQ |
第12回 | 中間論文ピアレビュー(10月26日) *社説、スケッチのピアレビュー ・お互いの論文を評価し、添削する。 |
第13回 | 質問を転換する② *リエゾンタイム ・転換することで何が起こるか。 *新聞でQ |
第14回 | 言葉のスケッチで、自分の何が見えてきたか(11月2日) *ピアレビュー ・動きを言葉でスケッチする。 ・模造紙とマスキングテープをお持ちください。 |
第15回 | 発表する、質問する *リエゾンタイム *新聞でQ |
第16回 | もう一度、動きを言葉でスケッチする(11月9日) *ピアレビュー(社説、言葉のスケッチ) |
第17回 | ひとりでQ *ひとりでQ 折り返し地点。これまでの力を確認してみよう。 *ひとりでQのピアレビュー |
第18回 | 起業に向け、企業人と語る(11月16日) @アカデミックラウンジ 13:00 〜 17:00 |
第19回 | 質問を使う① ・最終論文に向けた採用・育成案のピアレビュー① |
第20回 | 質問を使う② (11月30日) *ピアレビュー(社説の視写、言葉でスケッチ) *新聞でQ |
第21回 | 自分で修正する *最終論文に向けた採用・育成案のピアレビュー② 前回のピアレビューを受け、自分で自分のアイデアを修正する。 |
第22回 | 質問を使う③(12月7日) *ピアレビュー(社説の視写、言葉でスケッチ) *リエゾンタイム ・内容を知りたいタイトルか。 *新聞でQ |
第23回 | 立ち止まって考える ・誰の視点で、何を考えるべきか。判断軸を確定する。 *新聞でQ |
第24回 | 最終論文の提出(12月14日)
*リエゾンタイム *ポートフォリオのピアレビュー ・最終論文提出 |
第25回 | 質問を使う④ マラソンQ(12月17日、土曜日)10時〜16時 ・図書館で資料を探す ・多くを問う者は多くを得る ・終了後、チームでポスターを描く。 |
第26回 | 論理的に思考する *新聞でQ |
第27回 | 起業家連合で考える(12月21日) *最終論文のピアレビューとポートフォリオの提出 ・「起業家連合」から何を提案するか。 |
第28回 | ポスターセッション (1月7日、土曜日)10時〜13時、アカデミックラウンジ ・チームで制作したポスターの写真は、1月4日正午までにPDFにして送信してください。 |
第29回 | 質問を使うために *秘訣をリストアップする 「自分にしか書けないことを、誰にでもわかるように質問する」には何が必要か。 |
第30回 | 成長を言語化する (1月11日) *ひとりでQ *ピアレビュー |