情報処理Ⅱ
担当者山口 系一
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目(短大)]
科目ナンバリングINF-102

授業の概要(ねらい)

 表計算ソフトExcelを用いてデータの処理と分析を学びます。Excelを通じて統計処理の基礎を習得し,また実際的なデータ分析の方法を学んでいきます。
 自らデータを収集してみることで,データには質的な違いがあり,適切な処理方法があるということを理解できるようになります。目の前にあるデータがいかなる性質を持っているかを認識しておくことは,専攻分野にかかわらず重要な事柄ですので,これを学修していくことになります。

授業の到達目標

 Excelのデータ分析ツールを使ってデータの多角的な分析ができるようになること。また,自らデータを集め,分析できるようになること。

成績評価の方法および基準

 提出課題と期末の総合問題で評価します。課題(90%),LMS上総合問題(授業内テスト)(10%)。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 講義内での配布プリント
参考文献

準備学修の内容

 講義内容の復習を行い,講義内で終わらなかった課題は講義後一週間以内に提出してください。
 期限を過ぎても提出できますが,遅延の減点がつきます。

その他履修上の注意事項

 配布プリントに課題の解答や解説をすべて記載しているわけではないので,欠席・遅刻はしないように。また,必ず自力で考え,手を動かして課題をクリアしていくようにしてください。
 ※Excelの講義としては難易度は高めなので,「情報リテラシーⅡ」をすでに受講していないと入り口にも立てないと思います。ただし,「情報処理Ⅰ」を受講していれば,そのかぎりではありません。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
Excelの基本事項確認(1)
第2回Excelの基本事項確認(2)
Excelのデータ分析ツール
第3回統計処理とデータの種類
計量データの記述(1)代表値
第4回計量データの記述(2) 度数分布とヒストグラム
配列数式について
第5回計量データの記述(3) 散布度
第6回計量データの記述(4) 正規分布
第7回計量データの記述(5) 散布図
第8回計数データの記述
第9回データ分析(1) ピボットテーブルとピボットグラフ
第10回データ分析(2) Zチャート・PPM・ABC分析
第11回マクロの基本 マクロの基礎確認と復習(1)
第12回マクロの基本 マクロの基礎確認と復習(2)
マクロの活用(1) ワークシートの操作
第13回マクロの活用(2) データベース処理
第14回マクロの活用(3) 実務例(簡単なアプリケーションの作成)
第15回まとめとテスト(オンライン授業)