情報処理Ⅰ
担当者山口 系一
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目(短大)]
科目ナンバリングINF-101

授業の概要(ねらい)

 表計算ソフトExcelを用いて様々なデータ処理を学びます。Excelの基礎確認からスタートし,関数やグラフ,ピボットテーブル・ピボットグラフなどを活用できるように学んでいきます。
 データの種類によってその処理方法は多岐にわたりますが,多様な課題に取り組むことで,与えられたデータに対して最善の処理方法を選べるようになります。これによって,自らデータを収集し分析する準備が整ったことになり,その実践は秋期に開講される情報処理IIで行うという段になります。

授業の到達目標

 Excelを使って目的に応じたデータ処理の技能を習得すること。

成績評価の方法および基準

 提出課題と期末の総合問題で評価します。課題(90%),LMS上総合問題(授業内テスト)(10%)。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 講義内での配布プリント
参考文献

準備学修の内容

 講義内容の復習を行い,講義内で終わらなかった課題は講義後一週間以内に提出してください。
 期限を過ぎても提出できますが,遅延の減点がつきます。
 また,課題の配布・提出はLMSを使いますので,特に1年生はその使い方を確認しておいてください。

その他履修上の注意事項

 配布プリントに課題の解答や解説をすべて記載しているわけではないので,欠席・遅刻はしないように。また,必ず自力で考え,手を動かして課題をクリアしていくようにしてください。
 ※Excelを利用した経験のない学生は,情報リテラシーⅡで使われる教科書を購入し,予習してから講義に臨むこと。
 ※この講義は,情報リテラシーⅡを受講してからの方がスムーズに理解していけると思います。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
Excelの基礎確認(1) 簡単な関数・絶対参照・オートフィル
第2回Excelの基礎確認(2) データ表の作成・論理式・順位付け
第3回Excelの基礎確認(3) グラフ作成
第4回Excelの基礎確認(4) 検索関数・関数のネスト
第5回関数の応用(1) 日付処理
第6回関数の応用(2) 文字列処理
第7回グラフ作成(1) データ系列と複合グラフ
第8回グラフ作成(2) 補助円・縦棒グラフとスパークライン
第9回データ分析(1) 抽出と集計
データ分析(2) ゴールシーク
第10回データ分析(3) ピボットテーブルとピボットグラフ
第11回関数の応用(3) 財務処理
第12回基本的なマクロ(1)自動記録・コードの部分修正
第13回基本的なマクロ(2)コード作成(代入・配列,条件)
基本的なマクロ(3)コード作成(繰り返し処理)
第14回基本的なマクロ(4)コード作成(日付・文字列・数値・書式の操作)
第15回まとめとテスト(オンライン授業)