| 担当者 | 宮下 達哉 | |
|---|---|---|
| 単位・開講先 | 選択必修 2単位 [教育文化学科] | |
| 科目ナンバリング | EDP-102 | |
われわれは,世界の多くの事象を感覚として捉え,理解し,感情を抱き,長く記憶にとどめる。これら日々の営みは,心理学という学問の重要な研究対象であるとともに教育活動の基礎となる。この授業では,この基礎を,知覚,認知,感情・動機づけ,すなわち感性と知性に区分して学ぶ。
・知覚・認知および感情や個人差についての基礎的知識を体系的に習得する。
・経験している出来事と心理学の構成概念や理論とを結びつけることができる。
・最新の研究成果に基づく心理学的知見を理解することができる。
・到達度確認テストを評価対象とする(100%)。
・出席回数は成績に反映しないが,出席が2/3に満たない場合は単位認定しない。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 特に指定しない。レジュメを配布する。 | ||
| 参考文献 | 特に指定しない。レジュメを配布する。 |
・必要最小限の資料は配布するが,講義中は理解促進のために自身でノートをとることが望ましい(資料を所持しているだけでは試験への回答は難しい)。
・授業後の復習に重点をおき,自身でとったノート等で要点を整理すること(90分程度) 。
・講義期間中,初回から休まず出席できること。
・受講マナーをもたない学生の履修は認めない。
| 回 | 授業内容 |
|---|---|
| 第1回 | ・ガイダンス |
| 第2回 | ・視覚の基礎① |
| 第3回 | ・視覚の基礎② |
| 第4回 | ・記憶①ー短期記憶と長期記憶ー |
| 第5回 | ・記憶②ー記憶の変容と目撃証言ー |
| 第6回 | ・性格 |
| 第7回 | ・社会的認知①―ステレオタイプ― |
| 第8回 | ・社会的認知②―認知的不協和理論と原因帰属― |
| 第9回 | ・アフォーダンスとピクトグラム |
| 第10回 | ・美しさと魅力の心理① |
| 第11回 | ・美しさと魅力の心理② |
| 第12回 | ・心理学から考える芸術・感性① |
| 第13回 | ・心理学から考える芸術・感性② |
| 第14回 | ・授業全体のまとめ(オンライン形式) |
| 第15回 | ・到達度確認テスト |