担当者 | 脇田 真清教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [心理学科 2017年度以前] | |
科目ナンバリング | NGN-202 |
ヒトを含めた動物のこころの働きを,ホルモンの作用によって探ります。この授業では,行動と脳機能との関連をホルモンの作用によって理解できることを目標としています。本授業では,ホルモンの性関連行動への関与ばかりでなく,気分や認知機能への関与についても取り上げます。
学生は、こころと脳機能との関連について理解できます。
学生は、こころの働きを物質の作用として理解できます。
小テスト(50%)
課題レポート(50%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 教科書は使用しません。 | ||
参考文献 | 参考文献などについては随時紹介します。 |
前回授業の小テストを復習しておくと、授業内容の理解を深めることができます。また、薬物にまつわる日常の出来事に関心をもち、薬物がこころに及ぼす影響について関心をもつよう心がけてください。
各回の内容は適宜変更することがあります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | <ガイダンス> 1)ホルモンとは何か |
第2回 | <講義 ホルモン分泌の神経調節> 1)視床下部 2)下垂体 3)分泌器官 |
第3回 | <講義 性の決定・哺乳類の性分化> 1)脳の性分化 2)性的二型核 |
第4回 | <講義 生育環境と行動> 1)母子分離ストレス 2)豊かな環境と脳の発達 |
第5回 | <講義 種内コミュニケーション> 1)鋤鼻神経系 2)フェロモン |
第6回 | <講義 雄性・雌性行動> 1)ドパミン・ノルアドレナリン・セロトニン 2)エストロゲン・プロゲステロン |
第7回 | <講義 子育て行動> 1)オキシトシン 2)内側視策前野 3)分界条床核 |
第8回 | <講義 攻撃行動> 1)テストステロン 2)オキシトシン・バソプレッシン |
第9回 | <講義 個体間の絆の形成と維持> 1)オキシトシン |
第10回 | <講義 情動> 1)エストロゲン 2)抗不安 |
第11回 | <講義 行動の周期性> 1)生物リズム 2)概日リズム |
第12回 | <講義 ホルモンと睡眠> 1)メラトニン 2)オレキシン |
第13回 | <講義 ストレス応答と行動> 1)ノルアドレナリン 2)グルココルチコイド |
第14回 | <講義 高次脳機能とホルモン> 1)グルココルチコイド 2)バソプレッシン 3)オキシトシン |
第15回 | <まとめ>(オンライン) 後期の振り返り |