担当者 | 柴田 竜太郎 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | PUL-101 |
今まで皆さんは高校までに、公民や政治経済といった授業で、日本国憲法について多少なりとも勉強してきたと思います。しかし、それが現実にどのような意味を持つのかについては、なかなか学ぶ機会がなかったのではないでしょうか。そこで本講義では、日本国憲法が社会でどのような役割を果たしているか、判例や学説から考えていこうと思います。
①日本国憲法についての基本知識を習得する。
②社会において生じる問題について、日本国憲法の観点から自分で考え、その考えを論理的に説明できるようになる。
講義時間外にLMS上で行うテストが基本です(1回50点満点×2回=100点)。
第2回講義以降の対面講義に正当な理由なく10回以上出席していない場合、テストの点数に関わらず自動的に不合格となります。これは前提条件であって、出席それ自体で加点されることは全くありません。
ただし、講義に対する質問や発言等で加点することがあります。詳細は第1回講義で説明します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | プレステップ憲法(第3版) | 駒村圭吾(編) | 弘文堂 |
参考文献 |
予習:教科書の該当箇所(前回の講義で指示する)を読む。
授業中:話の要点をノートやPCでメモし、質問やコメントを積極的にする(方法は後述)。
復習:テストに向け、学習内容を定着させる。
①他の学生に迷惑となる行為については減点対象となります。とりわけ私語については直接注意し、場合によっては退室いただきます。
②双方向性を確保するため、対面講義でもチャット機能で質問やコメントを寄せてもらえれば、講義途中にお答えします。その引き換えに話が色々と飛びますので、その点にご理解いただける方のみ受講いただくようお願いします。
③出欠は原則としてカードリーダーの記録のみ確認します。特に、「学生証を忘れました」という申し出には一切対応しないのでご注意ください。
④教科書は第3回講義までにご用意いただければ差し支えありません。
⑤講義は少なくとも第2回講義から毎回受講することを前提に組んでいますので、追加履修で第3回から受講されたからといって何か対応することはありません。また、履修希望者が200名を超過した場合履修者を抽選する可能性があります。その場合は追加履修を一切認めませんので、履修を強く希望される方はあらかじめ履修登録しておくことを推奨します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス&イントロダクション |
第2回 | 憲法とは何か |
第3回 | 憲法の私人間効力論 |
第4回 | 人権の享有主体 |
第5回 | 平等 |
第6回 | 思想・良心の自由/信仰の自由 |
第7回 | 学問の自由 |
第8回 | 表現の自由 |
第9回 | 経済的自由権と社会権 |
第10回 | 教育を受ける権利 |
第11回 | 国会と内閣 |
第12回 | 裁判所・違憲審査制 |
第13回 | 憲法改正 |
第14回 | ケーススタディ① |
第15回 | ケーススタディ②(LMSによるオンデマンド講義の予定・変更の可能性あり) |