担当者 | 島﨑 直樹教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | ESS-306 |
「授業指導法」は、保健体育の教職課程を学ぶ学生が4年次に教育実習へ行く際に身につけておかなければならない教科の一つです。
2年次には「スポーツ方法実習」において、Playする側の視点で様々なスポーツの技術を体得してきたことと思いますが、この「授業指導法」においては、Teach(教員としておしえる)する立場にたって授業を展開します。
「球技」は、ゴール型,ネット型及びベースボール型などから構成され,個人やチームの能力に応じた作戦を立て,集団対集団,個人対個人で勝敗を競うことに楽しさや喜びを味わうことのできる運動です。
本授業においては、これらの球技の特性に応じた指導法を身につけることを目的とします。
次の運動について,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,基本的な技能や仲間と連携した動きでゲームが展開できるように指導することが目標です。
ア ゴール型では,ボール操作と空間に走り込むなどの動きによってゴール前での攻防を展開すること。
イ ネット型では,ボールや用具の操作と定位置に戻るなどの動きによって空いた場所をめぐる攻防を展開すること。
ウ ベースボール型では,基本的なバット操作と走塁での攻撃、ボール操作と定位置での守備などによって攻防を展開すること。
指導案作成と模擬授業(50%)
授業内レポート(30%)
授業内での質問や片付け協力などの積極的関与(20%)
なお、出席回数が授業回数の3分の2未満の学生は単位取得ができません。欠席は減点対象となります。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 中学校学習指導要領解説(保健体育) | ||
教科書 | 高等学校学習指導要領解説(保健体育) | ||
参考文献 |
スポーツ方法実習の球技種目を履修していることが望ましい。他種目の授業指導法を受講することも学びを深めることになります。
教職課程の重要な科目であるため、教員を目指す上での自覚を持って授業参加すること。なお、コロナ禍での授業参加については、学内の感染防止ガイドラインを遵守しマスク着用にて受講すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス(授業指導法についての概要説明) |
第2回 | 球技の特性について学修する |
第3回 | 中学校、高等学校における球技の指導について学修する |
第4回 | 授業内の安全管理について学修する |
第5回 | 指導案の書き方と単元の進め方の概要について学修する |
第6回 | ゴール型,ネット型、ベースボール型の特徴を学修する |
第7回 | 「ゴール型」バスケットボールについての指導を学修する |
第8回 | 「ゴール型」ハンドボールについての指導を学修する |
第9回 | 「ゴール型」サッカーについての指導を学修する |
第10回 | 「ネット型」バレーボールについての指導を学修する |
第11回 | 「ネット型」卓球についての指導を学修する |
第12回 | 「ネット型」テニスについての指導を学修する |
第13回 | 「ネット型」バドミントンについての指導を学修する |
第14回 | 「ベースボール型」ソフトボールについての指導を学修する 授業指導に関するディスカッションを行い授業の振り返りと評価を行う |
第15回 | オンライン授業は14回目授業終了後に行います |