中国語会話Ⅷ
担当者雷  叢晶
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 2016年度以前入学]
科目ナンバリングCHI-308

授業の概要(ねらい)

この授業は、前期に引き続き、「話す・聴く」の語学力をさらに高めていくことを工夫します。主に自ら関心・興味があるエピソードなどを語ったり、ビデオ映像をヒントにストーリーを作って発表したり、主体的に中国語を活用する訓練を中心に授業を行います。そして、映画やドラマなどの映像を通してセリフを理解し、中国語ニュースの書き取りを通してヒアリング能力を磨き、中国語を耳に馴れさせる訓練をします。また、自分の言葉で物事を纏め、伝えたり、説明したりという練習も行います。HSK漢語試験5級~6級レベルの語彙を覚え活用し、リスニングの訓練とします。

授業の到達目標

この授業を通して中国語そのものに対する自信を付けることを最大の目標とします。リスニングと会話能力を同時に高めるため、授業はほぼ中国語で行うことを目指します。第三者に伝える力、相手と歓談できる会話力、聴き取れるスキル磨きを育成することを工夫します。簡単なビデオ映像制作の楽しさを味わいながら、語学勉強の魅力を実感します。漢語HSK試験の5級~6級レベルの語彙を身に付けることを目指します。

成績評価の方法および基準

①積極的な中国語での発言や発表など(10%)
②毎回の単語・フレーズテストの評価を加算(20%)
③中間テストと期末テスト(30%+40%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書起きてから寝るまで中国語表現1000顧 蘭亭/及川淳子 
株式会社アルク
参考文献ハッピーエンドの中国ショートショート相原茂 蘇紅朝日出版社

準備学修の内容

単語やフレーズ及び短文を丸暗記するのではなく、正しい語順を頭の中で整理しながらフレーズやストーリーを作ることがより効果的な学習法です。授業外にはよく中国語の映画を観たり、中国人のお友達を作ることも語学力を高める方法の一つです。

その他履修上の注意事項

語学学習は自分が興味を持ち、楽しみながら勉強する姿勢が大切です。また、授業中にはよく使われる重要表現やフレーズなどはノートを取る習慣を付けましょう。積極的に授業に取り組む姿勢も大切です。恥ずかしがらずに積極的に堂々と発言することが語学を上達する早道です。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回テーマ内容について、グループごとで発表
第3回ビデオを鑑賞Ⅰ
第4回ビデオを鑑賞Ⅱ
第5回リスニングⅠ(中国語ニュースの書き取り)
第6回リスニングⅡ(中国語ニュースの書き取り)
第7回中間テスト
第8回スピーキングⅠ(時事ニュース・ポストコロナ時代)
第9回スピーキングⅡ(時事ニュース・シングル経済)
第10回HSK5級模擬問題Ⅰ(会話練習)
第11回HSK5級模擬問題Ⅱ(会話練習)
第12回スピーキングⅢ(時事ニュース・ネット世代の若者)
第13回スピーキングⅣ(時事ニュース・医療格差)
第14回HSK5級模擬問題Ⅲ(グループ会話)
第15回HSK5級模擬問題Ⅳ(グループ練習)