担当者 | 藤田 敏明教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [外国語学科 2016年度以前入学] | |
科目ナンバリング | SEM-402 |
今期は、世界中の文化に存在する「ジェンダーの揺らぎ」を対象とする。基本テキストはシェイクスピア『十二夜』。この作品をスタートとして、オペラ、歌舞伎、そギリシア悲劇など、ト
いくつかの文化事象を具体例として取り上げて、そこから異なる文化に普遍的に存在する人間の感性を考察していきたい。
作品内容の理解はもちろんだが、ここの作品について単独に「知る」だけではなく、それらを通じて「普遍的な感性」を身につける、「自分が今までに知っている狭い範囲の知識」ではなく、「自分自身、およびじょくくの文化を相対化」できる広範囲な視野を身に着けることを到達目標とする。
毎回、授業の最後で提出する小レポートにおける授業内容理解度が五割、プレゼンテー署員およびレポートを五割とするが、プレゼンテーションとレポートは必須。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 基本テキスト、「十二夜」。を前半使用。後半は、教科書は使用せず、教員の用意するハンドアウトと映像で授業を進行する。授業中で、適宜参考書等は紹介する。 | シェイクスピア | ちくま文庫 |
参考文献 |
欧米および日本の文化について最低限の常識的知識は授業前に身につけておいてほしい。授業開始後は、「自分の知っていたこと」と「授業において新たに分かったこと」の相互チェックによって、自分自身の知性、完成をいかに進化させるかが、学生自身の課題となる。
単に知識を身に着けるのではなく、広い視野に立って自己(自国)を相対化して、文化現象に対して「自分の頭で考え」「自分自身の言葉として表現する」ことが要求される。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション、授業の全体像、『十二夜』の内容、1幕 |
第2回 | 2,3幕。 |
第3回 | 4,5幕。 |
第4回 | オペラ『ばらの騎士』一幕 |
第5回 | 二幕 |
第6回 | 三幕 |
第7回 | 歌舞伎「白波五人男」 |
第8回 | 歌舞伎舞踊「保奈」 |
第9回 | オールメール版演劇「間違いの喜劇」前半 |
第10回 | 後半 |
第11回 | 宝塚『エリザベート』前半 |
第12回 | 後半 |
第13回 | 学生のプレゼンテーション、3--4名 |
第14回 | プレゼンテーション、3--4名 |
第15回 | プレゼンテーション、3--4名 |