担当者 | 大塲 麻代教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 必修 2単位 [外国語学科 2016年度以前入学] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
グローバル化の影響は、我々の日常と密接に結びついており、他国で起きている事象も、直接的でなくとも間接的に関わることは少なくありません。本演習では、学生の主体性・積極性・行動力を涵養することを目的に、昨秋から取り組んできたグローバルな課題の一つについて、プロジェクトを継続してもらいます。このグローバルな課題は、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)の中でも取り上げられている克服課題です。具体的には、世界における児童労働問題について調査し、グローバル・シティズンとして現状を把握した上で、我々一人ひとりに何ができるのかを考え、研究成果を学内の複数箇所で展示してもらいます。学生は自ら展示場所・展示期間・展示内容を調整します。ニューノーマル時代において、学生として身近で実践可能な活動に主体性を持って関わることで、他者と協働し、現代社会が直面するさまざまな課題に対応する力を身につけるとともに、発信力の重要性も学んでいきます。
1)児童労働に関する理解を深め、他者に現状や課題を説明することができる
2)主体的にプロジェクトを立案・実践・評価できる
3)他者と協働し、よりよい社会の発展に寄与することができる
積極的な取り組み(50%)、発表(50%)で総合的に評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 特になし | ||
参考文献 | 特になし | ||
参考文献 |
翌週の授業時に必要な準備を各自で行ってください。
グループ活動が主になるため、積極性と主体性は勿論、行動力があり、意見の異なるメンバーと心を寄せ合い協働できること、そして常に高い意欲とコミットメントを維持しやり抜く学生を求めます。プロジェクトであるため、授業外でのコミットメントが求められます。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | ガイダンス(授業の目的、15回の流れ、成績評価など)、春休み中の学修進捗共有 |
第2回 | プロジェクト計画−世界の児童労働問題についての展示計画(全体) |
第3回 | プロジェクト計画−世界の児童労働問題についての調査内容(全体) |
第4回 | プロジェクト計画−世界の児童労働問題についての調査(グループワーク) |
第5回 | プロジェクト計画−世界の児童労働問題についての調査(グループワーク) |
第6回 | プロジェクト計画−世界の児童労働問題についての調査結果の共有(全体) |
第7回 | プロジェクト計画−世界の児童労働問題についての展示内容確認(全体) |
第8回 | プロジェクト計画−世界の児童労働問題についての展示方法(全体) |
第9回 | 展示準備 |
第10回 | 実践・演習①−展示・内容確認 |
第11回 | 実践・演習②−展示・内容確認 |
第12回 | 実践・演習③−展示・内容確認 |
第13回 | 実践・演習④−展示・内容確認 |
第14回 | プロジェクトの振り返り(アンケート調査結果より) |
第15回 | 授業の到達目標を振り返る |