担当者 | 加藤 恵美教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [外国語学科 2016年度以前入学] | |
科目ナンバリング | EUS-104 |
この授業は、イギリス文化を移民によって作られた社会における「多文化的なイギリス文化」として理解することを助ける。その方法として、私たちが「文化」という言葉を聞いて真っ先に思い浮かべがちな「芸術」としての文化ではなく、人びとの日常生活の「特徴」としての文化に注目する。より具体的には、イギリス移民史に関する英語のテキスト(イギリスの中高生向け教材、後期近代から現代まで)を読み、翻訳・要約し、グループワークなどを通じて、イギリスの人びとがどのような文化を用いて日常を生きてきたのか、また、彼らはなぜそのような文化を用いて生きるに至ったのかを多面的・多角的に探究し、イギリス文化の豊かさを考察する。世界史の学び直しを目的とした履修も歓迎する。
(1) イギリス文化史に関する基本的な知識を身につける
(2) イギリスへの興味・関心を高める
(3) イギリスについて自主的に学ぶ力をつける
期末レポート(60%)、積極的な授業参加と課題(翻訳・要約の提出、毎回の授業に対する感想の提出等)(40%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | Our Migration Stories: The Making of Britain | https://www.ourmigrationstory.org.uk/ |
グループワークに対する協力的な態度を求める。
・ 毎回の授業終了後に提出する感想に何を書くかを考えながら話を聞くこと。
・ 各回の授業内容は履修者の数などに応じて変更される場合がある。
回 | 授業内容 |
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第1回 | はじめに:移民による「多文化的なイギリス文化」を理解するための視点 |
第2回 | A migration storyを翻訳する(1) |
第3回 | A migration storyを翻訳する(2):オンライン |
第4回 | A migration storyを翻訳する(3) |
第5回 | 1750–1900: Industrial & Imperial Migrations(1)工業化と帝国の時代(1750-1900)の移民の概観 |
第6回 | 1750–1900: Industrial & Imperial Migrations(2)植民地移民(インドなど) |
第7回 | 1750–1900: Industrial & Imperial Migrations(3)環太平洋移民(奴隷貿易など) |
第8回 | 1750–1900: Industrial & Imperial Migrations(4)映画鑑賞<映画「グレイテスト・ショーマン」を観る> |
第9回 | 1900–2000s: 20th & 21st Century Migrations(1)20世紀と21世紀(1900-2000s)の移民の概観 |
第10回 | 1900–2000s: 20th & 21st Century Migrations(2)2つの世界大戦 |
第11回 | 1900–2000s: 20th & 21st Century Migrations(3)戦後移民(1) |
第12回 | 1900–2000s: 20th & 21st Century Migrations(4)映画鑑賞<映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観る> |
第13回 | 1900–2000s: 20th & 21st Century Migrations(5)戦後移民(2) |
第14回 | 1900–2000s: 20th & 21st Century Migrations(6)最近の移民と難民 |
第15回 | おわりに(まとめ):「多文化的なイギリス文化」の理解 |