担当者 | 三村 明教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [外国語学科 2016年度以前入学] | |
科目ナンバリング | SEM-402 |
映画中で聞かれる既成の曲(=コンピレーション・スコア)がその場面でどのような効果を持つのか、それが観客が映画を理解するうえで、どのような手がかりを提供するのか分析します。映画という巨額の費用をかけて作り出される娯楽での中で聞こえる音楽にも相当な使用料が払われており、その費用に見合うだけの狙いとする効果が制作者達にはあります。その効果に気づかずに聞き流してしまうにはあまりにもったいない。曲やミュージシャンについてよく知っていたらどんな反応が期待されるのか。「理想の観客」になったつもりで、音楽を通じて映画を味わい尽くしてみましょう。春学期には比較的最近のタイプの違う2本の映画を観ます。皆さんには映画の中の一つ場面で使われる音楽を取りあげてその効果を分析し発表してもらいますが、それと同時に映画全体の理解も深めていってもらいます。
映画と音楽を通じて英語の使用に習熟する
映画や音楽の舞台となった社会の背景となる文化や歴史を理解し、物語の理解に役立てることができる
授業での発表30%
発表への質問等の自発的参加20%
リアクションペーパー20%
タームペーパー30%
出席点はありませんが、2/3以上の出席は必須です。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
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参考文献 | 『映画分析入門』 | マイケル・ライアンほか (2014) | フィルムアート |
この授業は、「教室に行けば、誰かが何かをやってるから、何か教わって帰ればいい」という授業ではありません。学生一人一人が、準備段階で課題に取り組んで考えてきたことを、自発的に教室でぶつけ合うことが授業の核心です。発表担当があたっていない学生もしっかり考えて準備してくることが求められます。
発表の前に事前指導を行います。映画をセリフに十分注意を払ってよく観て、音楽をよく聴き、歌詞を読みあるいはミュージシャンの背景や時代につ いて調べた上で、自分なりの意見を持って指導を受けに来てください。発表担当ではない皆さんも、映画をよく観て意見を 持って授業に臨んでください。
この授業の中心は発表ではなく、発表から始まるディスカッションです。発表担当者もフロアの学生もお互いの異なる意見に触れ ることで触発を受けることを目指して授業に臨んでください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 導入:発表の日程 |
第2回 | 映画①:発表① |
第3回 | 映画①:発表② |
第4回 | 映画①:発表③ |
第5回 | 映画①:発表④ |
第6回 | 映画①:発表⑤ |
第7回 | 映画①:発表⑥ |
第8回 | 映画①:発表⑦(オンライン授業) |
第9回 | 映画②:発表① |
第10回 | 映画②:発表② |
第11回 | 映画②:発表③ |
第12回 | 映画②:発表④ |
第13回 | 映画②:発表⑤ |
第14回 | 映画②:発表⑥ |
第15回 | 映画②:発表⑦+まとめ |