国際ボランティアと地域理解Ⅱ
担当者西向 堅香子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [外国語学科 2016年度以前入学]
科目ナンバリングINR-306

授業の概要(ねらい)

自然災害や貧困、経済・社会問題など、私たちは国内外ので様々な地球規模課題に直面している。これらの問題を解決すべく、国や国際機関のみならず、世界中で企業や自治体、NGO、個人など多様なアクターが活動を活発化させ、ボランティア活動も急速に広がっている。グローバル化が人の国際移動を促進する中、国内外で国際ボランティアは活躍している。秋学期は教育を軸に私たちが抱えている課題とそれに対する取り組みについて、またその地域の文化や社会の理解の重要性を学んでいく。机上の授業を越え、ボランティア活動実践へ踏み出すことを目指す。

授業の到達目標

1. 書籍・新聞・テレビ・インターネットを通じて、自発的・積極的に国内外のニュースを収集し、客観的な視点を持って分析できる。
2. SDGsについて理解し、その解決策について創造的に思考できる。
3. 多様な価値観の存在を知り、幅広い視野を持つことができる。
4. 地域を超えて文化を学ぶことができる。
5. 国際協力や国際ボランティアについて理解し、グローバル・シチズンとして活躍できる素地を身に付けることができる。
6. グローバル社会における国家間の複雑な相互依存関係について理解し、客観的な視点を持って分析できる。

成績評価の方法および基準

リフレクションシート:30%、発表:30%、学期末試験:40%
リフレクションシート、発表のフィードバックは授業内に行う。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献適宜授業内に配布、もしくはLMSからダウンロードする。

準備学修の内容

発表・学期末課題についてまとめること。この授業では様々な地球規模課題と解決に向けて取り組む活動を見ていく。文献やニュースや新聞、インターネットなどを利用し、国内外で起きている現状の理解を心掛けましょう。

その他履修上の注意事項

身近にできる国際協力や自分の関心にあったボランティア活動に踏み出してもらいたい。真面目に履修する学生のみの受講とする。遅刻は厳禁とし、授業時の私語やスマートフォンを操作する学生の出席は認めない。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス:授業の概要と目的及び進め方、成績評価の方法、前期のコメントシートの振り返りなど
第2回教育と社会(1):国際協力と援助
第3回教育と社会(2):映像から考える援助の世界
第4回教育と社会(3):教育開発と歴史的潮流
第5回教育と社会(4):教育の量・質・公正性
第6回外部講師による講義:人とつながる(1)
第7回教育と社会(5):映像から考える女性の教育
第8回外部講師による講義:人とつながる(2)
第9回教育と社会(6):教育と多文化共生
第10回教育と社会(7):教育と社会の在り方
第11回国内外の教育課題についての発表(1)
第12回国内外の教育課題についての発表(2)
第13回国内外の教育課題についての発表(3)
第14回これまでの振り返りと学期末試験
第15回LMS授業