授業の概要（ねらい）

本科目では、4技能を総合的に使って課題を遂行することにより、日本語能力を伸ばすことを目指すものである。日本で生活しながら勉学を進めるために必要な日本語・日本文化の知識を得るとともに、「考えたことをまとめて日本語で発表する」「あるテーマについて受講生同士が意見を伝え合い、学び合う」「日本人学生や地域の人々にインタビューしてわかったことを報告する」といったタスク活動を通し、総合的に日本語能力を高めることを目的とする。インターネット等のメディアを通し、世界中どこにいても日本に関する情報が得られる今日だからこそ、日本に留学することでしか得られない実践を通した学びを重視する。

授業の到達目標

世界的に社会問題となっている「貧困」問題を中心に自身とつなげて考える活動を通して以下のスキルを身に付け、最終的に解決方法を考える。
・テーマついて本やインターネットを活用して調べる。
・クリティカル・リーティングを身につける。
・グループの話し合いで他者の発言を理解し、調べた内容や自身の考えを伝える。
・聞き手に伝わりやすいスライドを作成し、発表する。
・他のグループの発表を聞き、ディスカッションポイントについて話し合う。
・自分たちなりの解決方法を考える。
・授業を通じた自身の学びを記録したポートフォリオを作成して、最後に提出する。

成績評価の方法および基準

参加度（10％）、授業での発表（25％）、グループディスカッションでの発言（10％）、レポート（25％）、ポートフォリオ（30％）

教科書・参考文献

準備学修の内容

PC持参が望ましい。途中、ネット検索などができるようにして授業に参加する。

その他履修上の注意事項

自分から進んで課題に取り組む態度が求められます。グループ作業も多いので、ほかの人の話を否定せずに聞いて、自分の考えを深めていくという姿勢で臨みましょう。課題は積極的に取り組むことが望まれます。

※成績評価の方法や授業の進め方については、クラスで異なる場合がありますので、担当教員の指示に従ってください。

授業内容