基礎日本語Ⅷ
担当者古川 嘉子教員紹介
単位・開講先必修  1単位 [国際日本学科]
科目ナンバリングJPN-108

授業の概要(ねらい)

本科目は、これまでの知識やスキルを活用して、よりアカデミックなテーマについて深い学修を目指す。「考えたことをまとめて日本語で発表する」、「社会文化的なテーマについて受講生同士が意見を伝え合い、学び合う」、「日本人学生や地域の人々にインタビューしてわかったことを報告する」といった課題遂行型のタスク活動を通し、総合的に日本語能力を高めることを目的とする。インターネット等のメディアを通して、世界中どこにいても日本に関する情報が得られる今日だからこそ、日本に留学することでしか得られない実践を通した学びを重視する。

授業の到達目標

前期・後期を通して、大学で学生として経験するオリエンテーションや大学祭・サークル活動、トラブルの対処などの生活に関連する技能を疑似体験しながら必要なコミュニケーション技能を身につける。そして、いくつかの分野の大学の講義を聞く、資料を読むことを通じて講義を理解する力を高める。さらに、大学での授業で求められる、スピーチ、討論、公開討議の経験を通して専門の講義に参加できるような力を身につける。

成績評価の方法および基準

参加度(10%)、授業での発言(20%)、課題提出・発表(50%)、振り返りレポート(20%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『大学で学ぶためのアカデミック・ジャパニーズ』佐々木瑞恵他著ジャパン・タイムズ
参考文献

準備学修の内容

自分から進んで課題に取り組む態度が求められます。グループ作業も多いので、ほかの人の話を否定せずに聞いて、自分の考えを深めていくという姿勢で臨みましょう。課題は次の授業の準備となるため、必ず取り組むことが望まれます。

その他履修上の注意事項

※成績評価の方法や授業の進め方については、クラスで異なる場合がありますので、担当教員の指示に従ってください。

授業内容

授業内容
第1回第8課 演習(1) ライフサイクルの経済学① 課題図書を読む
第2回第8課 演習(1) ライフサイクルの経済学② インタビュー調査・発表準備
第3回第9課 演習(2) 戦略経営学演習① テキストを読む
第4回第9課 演習(2) 戦略経営学演習② 発表準備
第5回第10課 トラブルへの対処と生活情報① 学校・日常生活でのトラブル
第6回第10課 トラブルへの対処と生活情報② 施設利用・情報検索
第7回第11課 プライベートなコミュニケーション① 留守番電話・メモ
第8回第11課 プライベートなコミュニケーション② Eメール・口頭コミュニケーション
第9回第12課 スピーチ① スピーチを聞く
第10回第12課 スピーチ② スピーチを書く
第11回第13課 討論① 討論を聞く
第12回第13課 討論① 討論をする
第13回第14課 公開討議(1) 準備・パネリストとしての準備
第14回第15課 公開討議(2)① 実践
第15回第15課 公開討議(2)① 実践 振り返り