国際日本学を学ぶⅠ
担当者ビューニュ マガリ教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [国際日本学科]
科目ナンバリングJAS-101

授業の概要(ねらい)

1年生を対象としたこの科目は、国際日本学科の教育目的に基づき、「国際日本学」 とは何か、どのように学修するのかを学び、1年生の国際日本学入門科目、2年生の国際日本学基礎科目、3年生からの専門展開科目への考え方の基礎を身につけることを目的とします。「国際日本学/国際日本研究」とは、グローバル化の進展に伴い、日本に対する世界の関心が多様化する一方で、国内においては多文化共生が進む状況を受けて、国際社会の文脈の中に現代日本の価値や役割を位置づけ、それらを世界に発信することで、国際社会が抱える課題を解決することに貢献する学問です。
具体的には、
① 世界から見た日本に対する関心がどのようなものか、芸術・文化、言語、社会・産業、思想、宗教、歴史、生活文化等の多様な分野から概観します。
② 日本人学生と留学生が、日本の文化と社会を軸にした教室での協働活動を通して意見やアイディアを交換し、深い理解力と豊かな創造性を育みます。
③ グループ活動(聞く・話す・インターラクション)やプレゼンテーションを通して、自分の考えを口頭表現および文章表現にまとめる技術を学びます。
この講義は、複数の専任教員がそれぞれ個別のテーマに基づき授業を担当するオムニバス形式で行います。

授業の到達目標

① 異文化理解能力を養い、世界的な視点から「世界の中の日本」について学ぶ。
② 国際連合の持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)にも繋がるグローバルな課題への理解を深める。
③ 実践的な言語コミュニケーション能力を高める。
④ 日本を世界に発信する能力を磨く。

成績評価の方法および基準

平常点(授業への参加態度、発言、プレゼンテーション等) : 60%
課題提出 : 40%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『日本をたどりなおす29の方法 国際日本研究入門』東京外国語大学国際日本研究センター編2016年 東京外国語大学出版会
参考文献

準備学修の内容

その他履修上の注意事項

今期は15回のうち1回分の授業がLMSによるオンライン授業になります。

授業内容

4月の第1回の授業において配付されます。