担当者 | 森崎 美穂子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | ARS-103 |
現在、様々な分野でグローバル化が進展している。こうした状況において諸外国の政治・経済の知識、文化への理解は、今後の日本の国際社会での役割を考えるうえで重要な要素となる。この授業では、欧州(特に西ヨーロッパ)を取り上げ、地理的特徴や歴史、文化、そして、最近の経済情勢や産業について学ぶ。講義を通じて、欧州に関するニュースの背景を分析し、考察できるようになることを目指す。
①欧州各国の地理的特徴と歴史を把握する。
②欧州各国の文化・社会・経済に対する基本的な知識を得る。
②欧州各国のニュースに関心を持ち、その事象の原因・背景を分析し、考察する力を養う。
・授業ごとのリアクションペーパーもしくは小テスト65%、期末レポート35%
・期末レポートの課題は、14回目の講義で提示する。
・出席率3分の2以上(公欠を除く)と期末レポートの提出が単位の取得に必須となる。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 適宜資料を配布する。 | ||
参考文献 | 『ドイツ・フランス共通歴史教科書【現代史】』 | ペーター・ガイス 監修 ギヨーム・ル・カントレック 監修 福井憲彦 監訳 近藤孝弘 監訳ほか | 明石書店 |
参考文献 | 『ドイツ・フランス共通歴史教科書【近現代史】』 | ペーター・ガイス 監修 ギヨーム・ル・カントレック 監修 福井憲彦 監訳 近藤孝弘 監訳ほか | 明石書店 |
参考文献 | 『ヨーロッパがわかる-起源から統合への道のり』 | 明石和康 | 岩波書店 |
参考文献 | 『地図でスッと頭に入るヨーロッパ47カ国』 | 編集部 | 昭文社 |
・欧州の政治経済に関するニュースを読み、主要な人物やキーワードを覚えておく。
・参考文献で紹介した本などを読んで欧州の地理、歴史のポイントを押さえておく。
・欧州情勢によって適宜授業の順番・内容を調整する。
・「世界の情勢(ヨーロッパ)Ⅰ」の後に「世界の情勢(ヨーロッパ)Ⅱ」を履修することが望ましい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス 授業の内容と進め方、評価方法などの説明 |
第2回 | 欧州の地理的特徴 |
第3回 | 欧州の歴史(授業内容に関連する出来事を中心に) |
第4回 | EUの成立と現在の加盟国の状況 |
第5回 | EUの経済政策 |
第6回 | EUの農業政策 |
第7回 | EUの農村政策 |
第8回 | EUの観光産業 |
第9回 | EUの地理的表示産品 |
第10回 | EUの農産物の貿易の状況 ウルグアイラウンド交渉、日・EU経済連携協定(EPA)等 |
第11回 | 欧州のユネスコ無形文化遺産:フランス人の美食術的料理 |
第12回 | 欧州のユネスコ無形文化遺産:地中海料理 |
第13回 | 欧州のユネスコ無形文化遺産:移牧 |
第14回 | 復習 |
第15回 | 期末レポートの書き方、評価のポイントの説明 オンライン |