担当者 | 山下 須美礼教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [史学科] | |
科目ナンバリング | JPH-212 |
本授業では、19世紀前後の学問や技術の諸相を、文化史的な視点から取り上げ講義する。それぞれの事柄が、国際情勢や政治状況とどのように連関し合っていたのか、また地域的にどのような展開がみられたのか、といった点にも着目しつつ、近世から近代へ移行する時代についての理解を深める。
・学問や技術に関する様々な営為が、時代の変容のなかでどのように登場し、展開していったのか、またそれが国際情勢や政治状況、地域的特質とどのように結びつき、あるいは影響しあっていたのかということについて、各自が考察できるようになる。
・関連の史料に触れ、その歴史的価値を理解できるようになる。
①中間レポート(30%)
②期末試験(50%)
③毎回のリアクションペーパーの内容(20%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 日本の時代史 17 近代の胎動 | 藤田覚 | 吉川弘文館 |
参考文献 | 日本の時代史 20 開国と幕末の動乱 | 井上勲 | 吉川弘文館 |
参考文献 | 全集 日本の歴史 第12巻 開国への道 | 平川新 | 小学館 |
参考文献 | 江戸-明治 連続する歴史 | 浪川健治・古家信平 | 藤原書店 |
毎回の授業内に提示するテーマについて、授業後に各自で調査や考察を行ない、次の授業のリアクションペーパーにその成果を反映させること。
・レジュメが配布されることに安心せず、メモやノートをしっかりとること。
・講義内容をもとに自分自身で思考し、視野や関心を広げること。
・授業内容については、進捗状況等により多少の変更の可能性あり。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業の内容、進め方、評価等についてのガイダンス |
第2回 | 19世紀の世界と日本列島 |
第3回 | 農業をめぐる技術と知識 |
第4回 | 醸造技術の発展 |
第5回 | 資源に対するまなざし |
第6回 | 翻訳と出版 |
第7回 | 蘭学から洋学へ |
第8回 | 前半の授業のまとめと中間レポートについて(オンライン) |
第9回 | 「開国」による変容 |
第10回 | 西洋医学の受容 |
第11回 | 殖産興業の展開 |
第12回 | 「からくり」への関心 |
第13回 | 西洋式軍備の導入 |
第14回 | 製鉄・造船への挑戦 |
第15回 | 後半の授業のまとめと試験 |