日本史演習6B-Ⅱ
担当者山下 須美礼教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングSEM-312

授業の概要(ねらい)

 江戸後期から明治初期のさまざまな歴史的事項に関するテーマを、受講者が自分の関心に基づき各自で設定し、それに関わる書籍・論文・史料等を徹底的に調査してまとめ、発表する。発表の準備を通して参考文献・論文の探し方、史料の扱い方や読解方法を学ぶ。また、それぞれの時代背景についての理解を深め、政治状況・社会情勢等との連関についても考察する。発表の進行(司会)は受講者が順番に務め、その他の受講者はテーマについての予習を元に議論に積極的に加わる。

授業の到達目標

・近世史料の読解力や分析力を身につけ、その歴史的価値を理解できるようになる。
・課題設定および文献や史料の探索、読解、分析を通して、歴史学の方法論を修得する。

成績評価の方法および基準

①発表担当の際の準備度合いおよびその発表内容(50%)
②毎回の発表に対する予習および質疑等による参加度合い(司会担当の際の進行状況等も含める)(30%)
③後期末のレポート(20%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献日本の時代史 17 近代の胎動藤田覚吉川弘文館
参考文献日本の時代史 20 開国と幕末の動乱井上勲吉川弘文館
参考文献全集 日本の歴史 第12巻 開国への道平川新小学館
参考文献 日本の歴史⑮ 開国と倒幕田中彰集英社

準備学修の内容

・発表者は、事前に発表テーマに関わるキーワードや参考文献を他の受講者に提示する。
・発表者以外の受講者は、提示されたキーワードや参考文献を手がかりとして、各回の発表テーマについて予習を行い、疑問点や論点をまとめておく。

その他履修上の注意事項

・毎回の予習は必須である。
・各回の発表テーマについて、基礎的な情報などを調べた上で授業に出席すること。
・議論への参加も必須。

授業内容

授業内容
第1回授業の内容、進め方、評価等についてのガイダンス/各自設定テーマの報告/発表順番の決定
第2回各自の調査計画作成
第3回各自の調査計画の検討(オンライン)
第4回各自のテーマに関する史料・先行研究等についての報告①
第5回各自のテーマに関する史料・先行研究等についての報告②
第6回相互のテーマに関する意見交換
第7回発表と質疑応答①
第8回発表と質疑応答②
第9回発表と質疑応答③
第10回発表と質疑応答④
第11回発表と質疑応答⑤
第12回発表と質疑応答⑥
第13回発表と質疑応答⑦
第14回発表と質疑応答⑧
第15回授業のまとめ/卒論に向けて/レポートについて