授業の概要（ねらい）

　本授業は、前期最後の授業で選定したテキストの中から履修者それぞれが関心のある記事を取り上げて報告し、先行研究の調べ方、論文の読み方と課題の見つけ方、論証の方法などを修得することを目的としている。

授業の到達目標

①　卒業論文執筆のため、日本近世史に関する基本的な知識を養う。
②　卒業論文の作成に必要な文献の探し方、研究書・辞典類を使用して史料を正確に読むための力を身につける。

成績評価の方法および基準

①　報告への取り組み具合とその内容（50％）
②　質疑応答への参加（50％）

教科書・参考文献

準備学修の内容

①　報告を担当する履修生は、報告する一週前に授業で取り上げる史料を提出する。そして、報告日までに史料の書き下し文と現代語訳、語句と人名、史料をもとにした考察を載せたレジュメを提出する。
②　その他の履修生は、報告者が報告の一週前に提出した史料を読み込んでおく。

その他履修上の注意事項

①　毎回の授業は、履修者が作成したレジュメをもとに進めていく。他の履修者にも関わることであり、報告を担当する際はしっかりレジュメを作成すること。
②　この授業は、教室にいるだけでは出席したことにならない。毎回の授業において、報告を担当した履修者、報告に対してコメントした履修者、など授業に参加した者のみ出席の扱いとする。

授業内容