担当者 | 柿﨑 明二教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [政治学科] | |
科目ナンバリング | POL-110 |
前期冒頭の4月下旬の授業で、ウクライナ戦争での「認知戦」を急遽、取り上げ学生の皆さんに自分の問題として考えてもらいました。授業時は社会的に注目されていませんでしたが、8月になり防衛省が担当部署を新設するなど動きが出てきました。私たちは政治的な事象を自分の問題として関わっていかなくてはなりません。メディアは政治に関わるための情報を得るツールです。担当教員は、記者として27年間、日本政治を取材し続けました。その後、転じて、内閣総理大臣補佐官を務めました。執筆記事や実体験も素材に授業を進めたいと思います。
なお、状況に応じて授業の内容や順番を変える可能性があります。
①新聞、テレビ、雑誌がどう作られているか、ネットはどう発信されているかを理解する。
②報道の仕方の違いなど各メディアの特性を理解する。
③自分なりのメディアの活用方法を身に着ける。
最終日に行うレポート50%、節目の授業の際に行う小レポート40%、授業での意見表明など10%。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 日本政治とメディア | 逢坂巌 | 中央公論新社 |
各授業で次回までに予習しておく内容を伝えます。
全回出席が前提になります。
授業中の私語は厳禁です。
政治とメディアⅠも履修することが望ましいです。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業の狙い、到達目標、成績評価方法について説明 |
第2回 | 政治報道の類型 |
第3回 | 「政治とメディア」概史 |
第4回 | 政権の不祥事、スキャンダル報道・実例による学び① |
第5回 | 国会報道・実例による学び② |
第6回 | 政局報道・実例による学び③ |
第7回 | 組閣(改造)報道・実例による学び④ |
第8回 | Twitterによる発信・実例による学び⑤ |
第9回 | 選挙報道・実例による学び⑥ |
第10回 | 中間まとめと中間レポート |
第11回 | テレビ登場期の政治とメディア・関係の変遷① |
第12回 | テレビ普及期の政治とメディア・関係の変遷② |
第13回 | テレビ全盛期の政治とメディア・関係の変遷③ |
第14回 | ネット時代の政治とメディア・関係の変遷④ |
第15回 | まとめと期末テスト |