社会情報論Ⅰ
担当者吉野 ヒロ子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングSOC-105

授業の概要(ねらい)

「社会情報論」とは学際的な研究領域で、ビッグデータの分析など情報科学と社会科学が融合した学問です。
この授業では、『よくわかる社会情報学』(西垣通・伊藤守編著)を中心に、社会情報論の社会科学的な側面から、現在の社会における情報のあり方を解説します。

授業の到達目標

社会と情報のあり方の変遷を把握し、説明できる

成績評価の方法および基準

 レスポンスペーパーの内容と提出状況によって足切りを行い(5回以上未提出であればDまたはD2)、LMSで行うミニテストの累計点(100%)で判断します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『よくわかる社会情報学』西垣通・伊藤守編著ミネルヴァ書房
参考文献『炎上する社会』吉野ヒロ子弘文堂

準備学修の内容

・個々の課題についてはその都度教場で指示します。
・ソーシャルメディアの動向などに関するニュースや記事を日々チェックし、記録しておく習慣をつけてください。

その他履修上の注意事項

・毎回レスポンスペーパーを課します。書くのが苦にならない人、書くのが苦手だが改善したい人を歓迎します。
・レスポンスペーパーのうち、興味深いものは次回講義冒頭で、個人情報は伏せて紹介させていただきます。

授業内容

授業内容
第1回社会情報学の成立
第2回ネオ・サイバネティクスと生命圏
第3回『グーテンベルクの銀河系』
第4回『「声」の資本主義』
第5回コンピュータのつくる言語映像圏
第6回ソーシャルメディアが作り出すコミュニケーション空間
第7回『炎上する社会』
第8回社会意思決定と情報
第9回『ネットは社会を分断するのか』
第10回社会システムへの応用(1)
第11回社会システムへの応用(2)
第12回デジタル化される文化
第13回法・政策と情報
第14回近未来の社会と情報技術
第15回情報過程の歴史的階層性(オンライン・GW期間中に実施)