社会情報論Ⅱ
担当者吉野 ヒロ子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングSOC-106

授業の概要(ねらい)

「社会情報論」とは学際的な研究領域で、ビッグデータの分析など情報科学と社会科学が融合した学問です。
この授業では、『メディア社会論』(辻泉ほか)を中心に、社会情報論の社会科学的な側面から、現在の社会における情報のあり方を解説します。

授業の到達目標

インターネットやメディアが社会をどう変えたのかを理解する。
どのような「つながり方」が望ましいのか判断するために、必要な知識を身につける。
メディア・リテラシーを高める。

成績評価の方法および基準

 レスポンスペーパーの内容と提出状況によって足切りを行い(5回以上未提出であればDまたはD2)、LMSで行うミニテストの累計点(100%)で判断します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献メディア社会論辻泉ほか有斐閣

準備学修の内容

・個々の課題についてはその都度教場で指示します。
・ソーシャルメディアやビッグデータ分析に関するニュースや記事を日々チェックし、記録しておく習慣をつけてください。

その他履修上の注意事項

・毎回レスポンスペーパーを課します。書くのが苦にならない人、書くのが苦手だが改善したい人を歓迎します。
・レスポンスペーパーのうち、興味深いものは次回講義冒頭で、個人情報は伏せて紹介させていただきます。

授業内容

授業内容
第1回社会情報学とはなにか
第2回変容するメディア社会
第3回ネットワーク化の来歴
第4回モバイルデバイスの来歴
第5回コンテンツ・メディアの来歴
第6回ソーシャルメディアの功罪
第7回ネット広告の功罪
第8回ユビキタス/ビッグデータの功罪
第9回変わりゆくリアリティ
第10回変わりゆくテクノロジー
第11回GAFAの光と影
第12回メタバースという夢
第13回VRとARはいつ「来る」のか
第14回全体のまとめと振り返り
第15回ソーシャルメディア栄枯盛衰(オンライン・冬休み期間中に設定)