障がい者スポーツ特講
担当者下村 一之教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [医療技術学研究科 スポーツ健康科学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

障がい者のためのスポーツを指導できる人材となるために、必要な知識と見識を身につけるための授業である。障がいとは
何か、障がい者スポーツを取り巻く社会的な環境とは何か、そして障がい者スポーツを発展させるために克服しなければならない問題点は何か、といった点について学習する。
本講義は基本的に座学であるが、希望や必要に応じて、実習授業を実施する。

授業の到達目標

障がいとは何か、障がい者とは何かを理解し、障がい者スポーツに参加し指導できる基礎学力とスキルを身につける。
初級障害者スポーツ指導員の資格申請を目指す。
すでに、初級資格を持っている学生には、中級障害者スポーツ指導員の資格申請を目指す。

成績評価の方法および基準

定期試験(100点)及びレポート(各10点  1~2回)を合計して評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『障害者スポーツ指導教本 初級・中級』2,381円 (財)日本障害者スポーツ協会編 ぎょうせい
参考文献

準備学修の内容

障がい者スポーツに関心を持ち、日ごろから関心・問題意識を持って学習してほしい。

その他履修上の注意事項

卒業後にも障がい者スポーツにかかわる意識を持ってほしい。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回 障がいとはなにか、障がい者スポーツとはなにか?(その全体像と意義を概括的に把握し説明できる)
第3回 障がい者スポーツの歴史と現状(全体像を概括的に把握し説明できる/障がい者スポーツの現状と問題点につき説明できる)
第4回 障がいの内容とスポーツ時の留意点①(肢体不自由)(その全体像を概括的に把握し説明できる)
第5回 障がいの内容とスポーツ時の留意点②(視覚障がい、聴覚障がい)(その全体像を概括的に把握し説明できる)
第6回 障がいの内容とスポーツ時の留意点③(知的障がい、精神障がい)(その全体像を概括的に把握し説明できる)
第7回 障がいの内容とスポーツ時の留意点④(内部障がい)(その全体像を概括的に把握し説明できる)
第8回障がい者スポーツの種類①(既存の障がい者スポーツの内容と意義を理解する)
第9回障がい者スポーツの種類②(既存の障がい者スポーツの内容と意義を理解する)
第10回障がい者スポーツの種類③(既存の障がい者スポーツの内容と意義を理解する)
第11回障がい者スポーツの問題点(1)(既存の障がい者スポーツの限界と問題点を指摘できる)
第12回障がい者スポーツの問題点(2)(既存の障がい者スポーツの限界と問題点を指摘できる)
第13回新しい障がい者スポーツの考案(1)(問題点を補う新しい障がい者スポーツを考案できる)
第14回新しい障がい者スポーツの考案(2)(問題点を補う新しい障がい者スポーツを考案できる)
第15回まとめと授業内試験(予定)