授業の概要（ねらい）

　「健康運動処方特講」で学修した理論的内容をもとに、運動処方に必要な対象者別の体力測定法と評価法を実施する。具体的には、健常者から有疾患者を対象にした健康診断やメディカルチェック、呼吸機能検査、運動負荷試験、体力測定、体組成などの測定によって求められた結果に対する判定・評価を行い、健康維持増進に関わる健康管理、体力づくりの為の運動処方（運動プログラム）を作成する。

授業の到達目標

（１）運動処方に必要な測定について説明し、問題点について議論できる。
（２）生活習慣病予防・改善のための運動処方について説明でき、問題点について議論できる。
（３）疾患対象者別の運動処方について説明し、問題点について議論できる。
（４）国内外の運動処方について説明し、問題点について議論できる。

成績評価の方法および基準

授業態度およびレポート課題などの平常点100％。出席不足・レポート未提出の場合は不合格（評価対象外）となります。

教科書・参考文献

準備学修の内容

授業前、教科書（ACSM’s Guidelines for Exercise Testing and Prescription11h Edition：英文）の内容を日本語に訳しておいてください。 授業は終わった後は、習ったことを各自のフィールドで実践してください。

その他履修上の注意事項

運動指導では、正しい手順で運動処方を作成できることに加えて、相手を「その気にさせる」ことが大切です。「人をその気にさせる」ために必要な「意思決定」や「行動選択」の理論は、授業の中で十分な時間を確保できないかもしれないので、自学自習しておいてください。

授業内容