担当者 | 篠原 政一教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | HPH-102 |
学校保健とは、学校において、児童生徒等の健康の保持増進を図ること、集団教育としての学校教育活動に必要な健康や安全への配慮を行うこと、自己や他者の健康の保持増進を図ることができるような能力を育成することなど、学校における健康管理と保健教育である。(文部科学省)
これに基づき
○学校保健の全体像を理解し、学校教育活動を根幹から支える「心と体の健康」に深く関わることについて学修する。
○児童・生徒の好ましい心と体の育成について理解し、学校における保健教育活動の在り方に関する基礎・基本を学修する。
○学校教育における児童・生徒の安全確保及び安全管理を図るための学校安全等について学修する。
*心と体の健康についての考えを述べることができる。
*学校保健の教育的意義について説明できる。
*児童・生徒の安全確保に関する現状と課題及び対策について説明できる。
*学校保健における養護教諭、保健室の機能について説明できる。
*学校保健の関係法規について説明できる。
*生涯保健について説明し、自分の考えを述べることができる。
〇授業実施回数の2/3以上の出席を必要とする
*学習状況、コメントシート等 30%
*確認テスト・小論文・レポート等 20%
*試験または課題レポート 50%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 必要な資料を毎回配布する。 | ||
参考文献 | 学校保健マニュアル | 南山堂 | |
参考文献 | 養護教諭のための学校保健 | 少年写真新聞社 |
*次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
*毎回の授業における課題や本時の学びについては、自ら深く考えてまとめること。
*授業内で配布したプリントや資料はファイルに綴じ、常に授業の復習に努めること。
*日常生活における健康や安全について常に関心を持ち、主体的に健康の保持増進に努めること。
○受講の基本的事項(ルールやマナー)を厳守すること。具体的内容についてはガイダンスにて示す。
○学びあい、高めあいを意識し、授業内での発問への発言やグループワークには積極的に参加すること。
○主体的な学修を進め、課題は必ず提出すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス(講義の概要、授業の進め方、評価方法等)、学校教育について 課題:ヘルスプロモーションについて調べること |
第2回 | 学校保健の概念について学ぶ (学校保健の領域等) 課題:学校保健のキーワードについて調べること |
第3回 | 保健室の機能、養護教諭の役割について学ぶ (学校保健計画等) *小・中学・高校の時の保健活動について |
第4回 | 救急処置について学ぶ (誰でもがファーストレスポンダーに・・・等) *AEDの使用、CP R実習等のぺアワーク |
第5回 | 学校環境衛生、感染症について学ぶ (施設管理、感染症等) |
第6回 | -LMSによるオンデマンド授業- 学校保健関係法令について学ぶ (学校保健安全法) |
第7回 | 児童・生徒の安全確保について学ぶ (安全管理・危機管理等) *KYTのグループワーク |
第8回 | 学校保健を推進する組織活動について学ぶ (学校内組織と外部関係機関等) |
第9回 | 児童・生徒の心の問題について学ぶ① (精神の発達とメンタルヘルス) *事例についてグループワーク |
第10回 | 児童・生徒の心の問題について学ぶ② (いじめ、不登校・引きこもり等) *いじめ、不登校についてミニレポートにまとめる |
第11回 | 健康診断について学ぶ (教育的意義、結果の活用、生活習慣病等) |
第12回 | 家庭・学校・地域社会における保健活動について学ぶ (共生社会、インクルーシブ教育等) *特別な支援が必要な児童・生徒への対応について理解する |
第13回 | 生活環境と健康について学ぶ (食育の推進、食物アレルギー等) |
第14回 | 授業のまとめと復習 |
第15回 | 生涯保健、現状と課題について学ぶ (性教育、がん教育、薬物乱用防止を含む) |