担当者 | 井上 義和教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | SEM-204 |
前期のテーマは「特攻と自己啓発——事例収集編」。『未来の戦死に向き合うためのノート』をテキストに用いて、「いまだ名づけられていない現象」に該当する事例を探す方法を考え、実際に自分たちで事例探索をおこなう。期末レポートは、テキストと授業をふまえて各自の問題関心にそって資料収集して分析・考察する。なお、後期のテーマは「特攻と自己啓発——分析説明編」、現象の分析から「なぜ」を考察し説明する方法を学ぶ予定。
・「いまだ名づけられていない現象」と具体的事例を結びつける説明ができるようになる。
・自分が考えたことや調べてきたことを全体の前で発表できる。
・テキストと授業をふまえて、問いを立てレポート作成することができる。
・平常点 20%
・発表・課題 30%
・期末レポート 50%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 未来の戦死に向き合うためのノート | 井上義和 | 創元社 |
参考文献 | 特攻文学論 | 井上義和 | 創元社 |
・テキストによる予習、任意提出課題など。
・第2回以降の欠席が5回を超えた場合、期末レポートを受理しないので注意すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | テキストの紹介、成立の背景 |
第3回 | 特攻の歴史⑴——太平洋戦争の推移と特攻作戦 |
第4回 | 特攻の歴史⑵——誰が特攻隊員になったのか |
第5回 | 特攻の歴史⑶——特攻隊員の現実 |
第6回 | 特攻の歴史はどう受容されてきたか⑴——平和教育と慰霊顕彰 |
第7回 | 特攻の歴史はどう受容されてきたか⑵——エンタテインメント |
第8回 | 特攻の歴史はどう受容されてきたか⑶——自己啓発 |
第9回 | 特攻の自己啓発的受容の事例⑴ |
第10回 | 特攻の自己啓発的受容の事例⑵ |
第11回 | 特攻の自己啓発的受容の事例⑶、期末レポート課題について |
第12回 | 期末レポートの進捗報告⑴ |
第13回 | 期末レポートの進捗報告⑵ |
第14回 | 期末レポートの提出、発表 |
第15回 | 期末レポートの講評、振り返り(※LMSの授業ファイル、およびツイキャスによるラジオ配信) |