地理学野外実習2-Ⅲ
担当者平野 淳平教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングGGR-411

授業の概要(ねらい)

地理学の調査・研究では調査対象地域の自然環境や人文地理学的特徴を理解するために野外調査(フィールドワーク)を行うことが重要です。
この授業では教員と受講者で調査対象地域に赴き、フィールドワークの方法について修得することを目指します。
調査地域は,山梨県北斗市・韮崎市周辺を予定していますが,調査対象地域や実習の形態(宿泊の可否)にいついては
新型コロナウィルスの感染状況により変更の可能性があります。

授業の到達目標

・地形図やGPSなどを使用して調査対象地域の地形や自然景観の特徴について調査する方法を修得する
・調査対象地域に関する文献資料・統計資料・旧版地形図などを入手・分析する方法を修得する
・調査対象地域でヒアリング調査を実施する手法を修得する(新型コロナウィルスの感染状況により内容は変更の可能性があります)

成績評価の方法および基準

・提出物(地形図,統計資料などの分析結果)(40%)と野外でのフィールドワークへの取り組み(60%)をもとに評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書指定しない
参考文献指定しない

準備学修の内容

調査対象地域に関する自治体誌や論文など各種文献を紹介するので,積極的に読むように心掛けて下さい。

その他履修上の注意事項

無断欠席は成績評価対象外です。やむを得ず欠席する場合には必ず事前連絡をしてください。
可能な方はなるべくノートパソコンを持参してください。
地理情報システム(GIS)や地理院地図などの技術を積極的に使用してください。
不明点は教員に質問してください。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス・履修上の注意[オンライン]
第2回調査対象地域の説明
第3回旧版地形図,土地利用データの入手・分析方法の説明
第4回調査対象地域の統計資料(人口,世帯数,気候データなど)の入手・使用方法の説明委
第5回地理情報システム(GIS)によるデータ分析方法の説明
第6回EXCELによる統計資料分析方法の説明
第7回事前準備①:調査対象地域の自治体史に関する事前調査
第8回事前準備②:調査対象地域の人口分布,土地利用の事前調査
第9回事前準備③:調査対象地域の地形の事前調査
第10回事前準備③:調査対象地域の気候・水文環境の事前調査
第11回発表①
第12回調査テーマの設定
第13回調査ルート,日程の設定
第14回発表②
第15回現地調査