日本文化概論Ⅱ
担当者菅原 正子
単位・開講先必修  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングHIT-102

授業の概要(ねらい)

現代にもつながる日本のさまざまな伝統的文化の源流をたどり、それらの文化・思想的な意味を知ることによって、日本独自の文化への理解を深める。前期は古代~近世に形成された公家・武家・庶民などの諸文化を取り上げる。後期は主要な年中行事・人生儀礼を取り上げ、各儀礼の成立と変化をみていく。

授業の到達目標

・日本独自の気候・季節感と各年中行事との関係について知り、説明できる。
・日本の人生儀礼の本来の意味と歴史的な変化について知り、説明できる。
・日本の季節と文化の独自性を知り、外国との違いを説明できる。

成績評価の方法および基準

期末テスト50%
小テスト20%
リアクションペーパー30%
※合計点が100点満点で60点以上が合格(単位取得)
※小テストの実施日・方法については授業で説明する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『日本人の生活文化〈くらし・儀式・行事〉』菅原正子吉川弘文館
教科書時にはプリントも配付する。
参考文献

準備学修の内容

・毎回授業内容を教科書・プリントやノートを読み直して復習し、次回の授業についての予告にも目を通しておく。
・授業で紹介された事がらや参考文献に注意し、興味があれば自分でも調べてみる。

その他履修上の注意事項

・毎回提出するリアクションペーパーには、質問・疑問点や感想など、必ず何かを書くこと。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回年中行事と人生儀礼
第3回正月の行事
第4回節供①桃花・端午
第5回節供②七夕・重陽
第6回衣更え
第7回お盆
第8回師走の行事-煤払・追儺(節分)
第9回子供の誕生
第10回七五三の源流
第11回成人式①男子
第12回成人式②女子
第13回結婚式
第14回葬礼と墓
第15回まとめ