担当者 | 三吉 美加 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [資格科目] | |
科目ナンバリング | CUA-101 |
本授業は、文化人類学という学問がどのような経緯で成立したか、どのような学問的特徴があるかを理解してから、ラテンアメリカとカリブ海地域、および、米国におけるラティーノ、カリブ系、アフリカ系アメリカ人のコミュニティの形成を理解し、各エスニック集団の文化表象について文化人類学的視点から考察するものである。
主に検討する集団は、アフリカ系アメリカ人、メキシコ系、プエルトリコ系、ドミニカ系、キューバ系である。米国主流社会との関係性を検討しながら、コミュニティ間や独自の文化を考察していく。
受講者は、黒人やラティーノと呼ばれる人びとのアイデンティティ、また、人種やエスニシティにまつわる彼らの文化表象を文化人類学的に考察していく。
また、ラテンアメリカとカリブ海社会のダイナミズムと多様性を理解し、彼らの多くが移住している米国社会で、カリブ系やラティーノがどのようなコミュニティを形成し、文化的社会的活動を行っているのかについて文化人類学的な考え方で理解する。
コメントペーパーなど 10%、
授業参加度(出欠のことではない。授業時の発言、チャットへの書き込みなど)10%、
テスト 80% (小テストと合わせて、4回程度行う)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『米国のラティーノ』 教科書は前期の後半から使用します。 | 三吉美加(著) | 大学教育出版 |
参考文献 | 適宜、授業時にお伝えします。 |
配布されたプリントや教科書の指定箇所をよく読んでおくこと。
(1)成績評価は授業に継続的に参加し、報告や質問を行ったかを重視します。
(2)授業時の私語、机に臥せって寝ているなどの迷惑行為が見られた場合は、欠席とします。
(3)病欠や就職活動による欠席など、やむをえない理由(学生便覧を確認すること)以外で欠席した場合、単位を認定しません。電車の遅延などを除く遅刻は、減点の対象になります。
なお、新型コロナウィルスの感染状況に応じて、開講方法を変更する可能性があるので、履修者は教員からの連絡をよく確認してください。
★人とのコミュニケーションが難しいなどの事情がある人は、遠慮なく連絡ください。配慮します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 文化人類学とは① |
第3回 | 文化人類学とは② |
第4回 | 文化人類学とは③ |
第5回 | 人種とエスニシティについて |
第6回 | ラテンアメリカとカリブ海地域の多様性① |
第7回 | ラテンアメリカとカリブ海地域の多様性② |
第8回 | ラテンアメリカとカリブ海地域の多様性③ |
第9回 | 【オンライン授業】 地図と統計を見ながら、アフリカ系とラティーノの概要を説明する |
第10回 | 米国のアフリカ系アメリカ人集団 |
第11回 | 米国のラティーノ |
第12回 | 米国のラティーノ |
第13回 | 米国のメキシコ系アメリカ人① |
第14回 | 米国のメキシコ系アメリカ人② |
第15回 | まとめ |