日本文化史Ⅰ
担当者菅原 正子
単位・開講先選択  2単位 [史学科]
科目ナンバリングJPH-235

授業の概要(ねらい)

日本の原始から近現代までの服飾の歴史を、教科書と画像資料・文献史料などを用いて概説する。通年での履修が望ましい。前期は原始から古代まで、後期は中世から近現代までをあつかう。

授業の到達目標

・服飾の移り変わりには、衣服の素材、染織の技術、身分制度、その時代の風潮などが関係していることを知る。
・画像の人物の服装をみて、どの時代のどのような身分の人物であるのかを、その理由とともに説明できる。

成績評価の方法および基準

期末テスト50%
小テスト20%
リアクションペーパー30%
※合計点が100点満点で60点以上が合格(単位取得)
※小テストの実施日・方法については授業で説明する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書日本服飾史増田美子編東京堂出版
教科書時にはプリントも配付する。
参考文献日本衣服史増田美子編吉川弘文館

準備学修の内容

・教科書と授業のプリントやノートを読み直して復習し、次回の授業についての予告にも目を通しておく。
・授業で紹介された事がらや参考文献に注意し、興味があれば自分でも調べてみる。

その他履修上の注意事項

・毎回提出するリアクションペーパーには、質問・疑問点や感想など、必ず何かを書くこと。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回衣服の素材
第3回原始時代の装身具
第4回卑弥呼の時代の衣服
第5回胡服のズボン・スカート
第6回飛鳥時代の服装と制度
第7回律令にみえる服装
第8回唐風の服装へ
第9回織物と染色の技術
第10回服装の国風化
第11回平安貴族の服装①男性
第12回平安貴族の服装②女性
第13回重ね色目と禁色
第14回庶民の衣服
第15回まとめ